まだ誰も有名じゃないって写真集が昔あったような。。たしか70年代のアメリカの片田舎の普通の高校生の日常を撮ったのじゃなかったかな?MarchのF1をみてて急にそんなことを思い出したりして。みんなここが通過点というかとどまってちゃいけないとこ。ニキ・ラウダやジェームス・ハントもMarchに乗ってたしハーベイ・ポスルスウェイトもここが出発点。あとエイドリアン・ニューウェイもね。もちろんロニー・ピーターソンもだけどたぶん居心地はすごく良かったんだろうね。また後で舞い戻ったりしてるし。
最初Marchって聞くと日産のマーチを思い浮かべるよね。でも今回のマーチ・エンジニアリングは当時のF2のコンストラクターとしては大成功したみたいで新興なのに先達のロータスやブラバムを抜く存在に成長していきます。そして以外と日本に縁があったりで後のF1のレイトンハウス・マーチとかあと日産の場合は初期のグループCカーはみんなMarch製だよね。
これまた最近までにスパークの方でいろんなの発売されてます。なんせ721Xとか721Gとか型式が多いし載せてるエンジンの方も定番のDFVからアルファロメオのまで。あとレジェンド達とかもうカスタマーからも必要とされてたよな。中にはオリジナルの珍車と呼ばれるものもあったりして。でもこのインテークダクトとのとことか好きだな~。
STPはMarchワークスのスポンサーになります。でもカスタマー用の721にロニー・ピーターソンが乗ってるのも実は訳があるのかも。あ、72は開発年で1はフォーミュラ1の意味だね。
それで実は721をジャンル別にわけると問題作というよりも失敗作。特にMarchのワークス用に開発された721Xに乗ってたニキ・ラウダはもうボロクソに言ってます。重量のあるモノを車体の中心部に集めて慣性モーメントをできるだけ発生させないようにするって至極真っ当なコンセプトのはずなのに。。。
F1ってほんとよくわかりません(^_^;)。
☝隠れてたところはこうなってるんだね。でも当時のF1の息吹きを感じたりして。