先日、英語民間試験延期について、
ここで書かせてもらいました。
その時、記述式問題も、
同様な形になるだろうと書きました。
その通りになりました。
別に、先見の明があったわけでもなく、
まあ、現場にいる者であれば、
誰でもそのように思っていたでしょう(笑)
では、何故そんなことをやろうとしたのか。
答えは簡単❗️
上の方の決定に、
文科省の上級役人が逆らえなかったから。
下で、ほとんどが無理だと意見しても、
全く聞く耳を持ちませんでした。
つまり、
彼等の目は、上だけを見ているのです。
魚で言えば、ヒラメみたいなものかな(笑)
そして、政治家の先生方は、
なーんにも分かっていません。
分からないのなら、せめて分かろうとすれば良いのですが、それもやりません。
とにかく、何か変えてみたい。
そこに、民間企業が、
大ゴマスリ大会で口出しして、
おかしな方向に動きだす。
ところが、
だーれも意見する人もいません。
だから、大臣を始めとする政治家さんは、
まさに、裸の王様状態
もう一度いいます。
100文字前後で書いた、50万人の文章を限られた人間と期間で公平にミスなく採点する……
誰が考えたってムリなのは分かります(笑)
分からないのは政治家だけ。
民間企業は、
営利目的のためにやってるのだから、
分かっていても言いません。
今回だって、60億円もの大金が、
ある一企業に入るはずだったのです。
勿論、全て税金です
とにかく、100人単位の答案でも、
予想を超えた様々な答案が出てきます。
そして、その度に検討しますので、
出来るだけ少数で採点しないといけません。
基準がブレないようにです。
当然、時間はかかります。
それを、日本全国で、
しかも50万人の答案……
ブレないわけはありません。
さらに、昨今のSNSの普及です。
自分はこんなように書いて○点だった。
それを見た他の受験生が、
自分も同じように書いたけど、○点だった。
違うじゃないか
もう収拾がつかなくなるでしょうね。
しつこくもう一度言います。
記述式をやりたければ、
各大学が二次試験で実施すれば良いのです。
共通テストは、マークシートで十分❗️
いや、
マークシートでなければ、
全国共通テストはムリなのです。
おそらく、
記述式問題はこのまま消えていくでしょうね。
そして、
アッと言うまに忘れ去られていく。
日本人はすぐ忘れるから
だけど、
羽生田さんいい仕事しましたね(笑)
今回はですが。
もしかして、
あの『身の丈』発言も計画的？
まさかでしょう(笑)
でも、大混乱だけは免れました。
やれやれです┐(-。-;)┌