いつもの、

本橋さんのアンダーグラウンドシリーズ。
 
今回は、高田馬場でした。
 
 
高田馬場は、
こんなところに位置しています。
 
シンボル、BIG BOXが写ってます。
 
 
ざっくりと言えば、新宿と池袋の間。
 
新大久保という異色の街と、落ち着いた目白にはさまれた学生の街というイメージです。
 
実際、最寄り駅として早稲田大学があり、
その他にも多くの小さ目な学校があります。
 
外国人の方も沢山いらっしゃいます。
 
まあ、どちらかと言ったら、
新大久保寄りの街かな~
同じ、神田川の南側ですから。
 
よく言えば活気があり、
悪く言えば、ごちゃごちゃしています。
 
駅も、山手線の中ではショボい方ですが、
西武新宿線、東西線が乗り入れして、
人で溢れています。
 
 
さて、今回の作品です。
 
僕は、このシリーズが好きで、
魔界の街 鶯谷からはまりました。
 
それ以前に、渋谷円山町、
その後、上野、前回は意外にも新橋、
さて、次回はどこかな?
 
そう思っていたら、
今回も意外な高田馬場でした。
 
でも、
この本を読むと、
そんなに意外ではなかったのですね~☺️
 
この街も、
実にアンダーグラウンドなのでした。
 
確かに、街のすぐそばには神田川があり、
その向こうを見上げれば、
学習院大や日本女子大、
目白の大邸宅がありますもんね。
 
地形もアンダーグラウンド的です。
 
だから、中で紹介されていた、
『ヘアーバレー』
これには笑っちゃいました。
 
あまり、詳しく紹介するのは止めますが、
『ヘアー』は、
髪の毛のことではありません(笑)
 
そこに、神田川沿いの谷を併せてます。
 
 
ただ、今までの作品に比べると、
あまりに情緒的な感じがしました。
 
そうなる理由はハッキリとしていて、
作者自身が、早稲田大学出身で、
この街で青春時代を、
いや、その後もずーっと過ごしたからでした。
 
だから、
本橋さん自身の自伝的な感じがしました。
 
それは、
決して面白くないという訳ではないのです。
 
ただ、今までのシリーズにあった、
どこか余裕というか、客観性からくる、
そんな街の見方がなかったかなチュー
 
いろいろ思い入れがありすぎて、
ちょっと、あれもこれもと、
入り込んだのかも知れません。
 
ですが、やっぱりこのシリーズは、
中身の濃いものだと思います。
 
誰にでもは、お勧めしませんが、
時代や風俗を裏側から眺めるのが好きな方は、
是非とも読んでみて下さい。
 
そう言えば、昔、BIG BOXで、
バンド仲間が結婚披露宴やったなー
 
すぐに別れてしまいましたが……
この街は、安定を好まないのかもえーん
 
 
さて、次回はどこか?
基本的には、山手線沿線のようなので、
順番から言ったら、池袋かな?
 
個人的には、
出来れば、五反田希望です口笛