また飛行機に乗った | ワタシノクラシ ANNEX

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The Tokyoite returned from Kansai to Tokyo.

先月久しぶりに飛行機乗ったと思ったら、今月も出張で飛行機に乗りました。

不思議と続くものです。

行き先、長崎だったのですが、一昨日、金曜日の羽田空港の保安検査の列がすごかった。行きの便もほぼ満席で大混雑。
わたしの隣に座っていた男女カップルらしき乗客は、明らかに仕事ではなさそうなウキウキした雰囲気を放っていた。
「学生の春休みのシーズンでもないのになぜ?」
と思ったら、長崎はこの時期ランタンフェスティバル中なのだそうで。それも、久々3年ぶりであったらしい。

長崎は同じ得意先の用事で2度目だったのだけど、前回来た時とは雰囲気が違って、「熱烈歓迎」の張り紙と共に提灯が街のあちこちに。

宿泊した宿が中華街の近くだったので、業務が終わったあと、1時間ほどぐるりと中華街をひとりで散歩してみました。

なかなかの雰囲気、なかなかの賑わい。こんなイベントの時期だと知らなかったので、ちょっとラッキー。ほんの小一時間だったけど、観光気分を味わえました。


雪もちらちらして寒かったのだけど、華やいだ雰囲気の場に身を置いたら、わたしの心も華やいで元気になりました。やっぱり、街が華やいでいるのは、活き活きしていていいですね。


ところで、お恥ずかしいことに今回このことで初めて「長崎にも中華街がある」ってことを知りました。
考えてみれば、横浜よりも神戸よりもずーーーっと前に、日本における海外の玄関口だったのが長崎だったんですもんね。
そして、ちょっと歩くとあちこち歴史を感じさせる建物も。

長崎って、仕事でしか来たことなくて、印象薄めだったんだけど(得意先の建物に行くだけだったんで…)、これはぜひ、いずれ個人的に旅したいなと思いました。
 

翌日も雪。寒かった。九州ってあたたかいイメージあったけど、思い込みだったなと思った。

行きは満席で窓際の座席に乗れなかったのですが、帰りの飛行機は土曜日の朝だっただけあって、空いていて窓際の席で存分に空の上から海と日本の土地を眺めました。

山の中に(雪で白く見える)虫食いのような形のものが束になって見えるところがあります。

以前はわからなかったけれど、ゴルフをしたことによって、その虫食いのような形のものがゴルフ場であることに気づけるようになりました。虫食いは、思った以上にいっぱいある。
以前「ゴルフ場は環境破壊か環境保護か?」みたいな記事を読んだことがあったなぁ…と思い出し、山肌に虫食い状に見えてしまう様子をみると、環境の破壊なのかはわからないけど、保護にはなってないような気がするなぁ…なんて思ったりしました。そう感じるのは、ゴルフにさほとど愛着がないからかもしれませんが。


そのあと、伊豆大島上空を通って(三原山が印象的でした)、房総半島のあたりで、太陽の光に輝く海を眺めていたら、あまりにうつくしかったからか、急になぜか「地球って、“生きてる”んだなぁ…」って感じました。


地球のことを今まで「無機的な存在」と感じてきたけど、でっかい生命体なんだなぁ…。

と、急に思ったのでした。

わたしは地球が身体だとしたら、細胞の1つみたいなものかな。
それとも、身体にいる菌みたいな存在だったり?
台風や地震や、噴火などといったようなことも、わたしが体調崩した時に、どこかが熱をもったりちくちく傷んだりするのと同じで、もしかすると地球が健やかでいるために起こしているのかもしれないなぁ…。だとしたら、なるべく地球が穏やかでいられるよう、地球の思いに呼吸をあわせていきたいなぁ…。

…などと、不思議なことをふわふわと思い浮かべているうちに、羽田に到着。
現実に戻り、京成線に乗り家路へ。

沖縄に行った時も飛行機に乗っている間、不思議な感覚の考えごとに耽ったんですよね。
窓の外を見なきゃこういう感じにはならないんだけども。
(今回、行きの飛行機の中では、仕事してたしね)

地面から一定の距離を離れると、ちょっと不思議な感覚になるんでしょうかね…?