ぽろねぎのワインとごはん -339ページ目

カレーにあうワイン

このブログを書くきっかけとなった取引先のエライヒトに
カレーに合うワインを紹介することになっている。

ワインのバリエーションでカレーに合うワインもありますよと
言ったのがきっかけで、
エライヒト「へえー!カレー大好きです。」
ワタシ「それではメールでお知らせします。」
という展開になった。
まだ、メールしていない。


アルザス地方のゲブルツトラミナールというぶどうのワインがある。
ある本でこれがカレーライスに合うという話を読んで試してみると
確かにイイ。

どうしてイイかはわからないが、状態のいいゲブルツのライチの香りから
アフターのドライさ加減が、カレーのにおいがしてきて「ああ、腹減った」
から、果物の甘みとスパイスの辛味、アフターのドライ感と構造が似ている
せいな気もする。鮮度の良い野菜が持っているスパイシーさがゲブルツにも
あるせいかもしれない。
ただ、酒屋で直立している日本の夏を過ごした気の抜けた甘いだけのゲブルツが
カレーにあうことはないと思う。


ところで、エライヒトにメールしてない件、確実に合うゲブルツのリンク
でも貼ってやろうと思って試したらちょっとちがうもので、やっぱりまだ
メールしてない。
ここまでくると言い訳よりも確実に合うものをと思ってしまって、
年越ししそうな気配です。orz


今日は朝のドーナツ1つで夕方まで重量級会議1つ、超重量級会議1つで1日終了。
疲労困憊でスキッパラかかえて帰宅。
夕食はカレーライス。
キリンの氷結を白ワインのグラスで飲むのが最近のお気に入り。
凝縮されたグレープフルーツの香りがスバラシイ、、イイッ!



HYOUKETSU


今日もおなかいっぱいごちそうさまでした。

ぎょうじゃにんにく

夕食は遅くなっても家で食べる派です。
遅くなるとヨメは繊維が多くてカロリーが少ないものを作っています。
今晩は、豆腐の肉団子ときのこと野菜いっぱいのナベ。
いなかから送ってもらったぎょうじゃにんにくのしょうゆづけをトッピング
して、おいしくいただきました。


北の島国ではぎょうじゃにんにくはポピュラーでさっといためたものを
ジンギスカンのトッピングで食べたりします。
しゃきしゃきの歯ごたえと、にらとにんにんくとねぎの中間のような
エネルギッシュさが持ち味なんです。


会社の同僚の沖縄みあげのORIONの新作発泡酒と昨日さすがに残して

しまったヌーボーといただきました。

ごちそうは、おいしいワインといただきたいものです。
今日のかなりくせのあるなべなら赤の発泡酒とか。


きょうもごちそうさまでした。

よわよわヌーボー

GEORGES DUBCEUF
Beaujolais Villages Nouveau 2007


ふつうに仕事で疲れて帰った夜はランブルスコのドライなのをキリッ
と冷やして飲むのが好きです。


この季節、年末年始は、安くなったボジョレーヌーボーでつまみや、
おせちを食べながら飲むのも楽しみです。
(良い年ですと、良いものを翌年の春まで待ってちょっと熟成させて
飲むのも好きです。)


今日は朝早くからよる普通に遅くまで仕事で、
帰宅して、クリスマス料理の残りを食べながら、日本国民定番の
ヌーボー、デュブフのヌーボー(ビラージュ)を飲みました。


今年のボジョレーヌーボーは4種類目ですが、このデュブフも評判
どおり、アフターがすっぱくて、なんとコンソメの煮物負けする
よわよわヌーボーでした。


ちにみに、ぶどうがよくない年のものすごく良いつくり手のほんの
わずかに作られる、普段の何倍ものスピードで熟成するワインは
楽しみですねぇ。若いうちにおいしいのでコストパフォーマンスが
いいですよね。2007年もそんな年になるのでしょうか?


今日もごちそうさまでした。


クリスマス MILLESIME 2007

CHAMPAGNE SERGE PIERLOT BRUT MILLESIME 1995,
AMBONNAY GRAND CRU


ふんわりと舌の上にきめ細かいクリーミィな泡、
口に含んだ瞬間に上あご全体にいきわたる旨い酸、
その泡と酸の雪融けのようにとろけ出る上品な蜜の甘み。
とっておきのバカラのシャンパングラスで、
ほんとに久しぶりに熟成したおいしい白を飲みました。



SERGE PIERLOT BRUT 1995


生ハムのサラダ、宮城産のちりめんきゃべつのロールキャベツ、
スティック状のぱりぱりなんだかパンといただきました。


おいしいものはほんとに余韻が幸せです。
今日もごちそうさまでした。

ストラディヴァリウスと天才と

天満敦子というバイオリニストのコンサートに行ってきました。

クラシックは積極的に聞いたことはないんです。

ただ生音はチャンスがあればなんでも喜んで聞くほうです。


舞台の照明がひときわまぶしくなって、コツコツとヒールの音に続いて、

「きょおもたくさんのんでいってねえ」と言いそうな沖縄おばあ風にっこりの

天満さんが登場です。

右手にストラディバリウスと弓をぶらさげています。


そんないごごちよさげな印象は一瞬で、彼女が舞台中央にすっと直立した瞬間、

本番型演奏家特有の芸術的な緊張感を感じておもわず鳥肌が立ちました。


本当にびっくりしました。

知っている曲が全く違う感動で耳に入ってきます。

音やタイミングが全く想像しないところで完全に調和します。


2gくらいの小さな赤ちゃんの重みをしっかり感じてフンワリてのひらでつつんであげるような

繊細さから、おもわずBauhausのZiggyStardustや TRexの20CenturyBoyあたりの極限に

かっこいいイントロを連想してしまう、唐突でかつそれしかない間と音を感じました。

天才の創造を鑑賞できるのは本当に幸せですねぇ。


今日はスーパーで買ったシャンパーニュのLanson(ノンビン)を飲みました。

シャンパーニュの紋切り方の特徴を持った物体でした。

Mossのチキンと手作りイギリスパンといただきました。


今日もほんとうにごちそうさまでした。