庭のヤブランが咲く頃は涼風になった。
歩道の中に矢印で更に歩道が作られている。まだ工事は続いていた。
3ヶ月ぶりのウオーキングで迷路のような歩道を歩き、天辺の箱に人が
乗っている重機のわきを足早に通り過ぎた。電線を地中に埋める工事中だ。
マンション建設中の側を歩けば、見上げる程の10階辺りになっていた。
港の公園ではベンチに腰掛け爪切りをしている老人がいた。家から爪切りを
持参したのだ。それも片膝立てて我が物顔での様子は常連さんだ。
大きな料亭跡地では、地固め用の大きなクレーン車が2台稼働していた。
ここにもマンションが建つと、囲いの塀に看板が貼られていた。
港の周りにはマンションが6~7棟ある。直ぐに完売になっているけど
住人は居るのか。通りが賑わってもいいはずだが。流石と思われるのは
新しい店舗がいくつか出店中だが、肝心のスーパーが存在しない。
昔のように賑わいが戻ればいいが。
昔からの洋品店の前を歩けば、シャッターが降りていた。3つ上の
先輩がひとりで頑張っていたが、療養生活に入ったのかも知れない。
その斜め前の元ラーメン屋は取り壊し中だった。
小さい町でも刻々と変わっていた。