元旦には地震大国の現実をまざまざと見せつけられ、翌2日は羽田で日航機炎上

からの年明けとなった。我が家では家族7人とポロちゃんは元気で揃うことが出来

安泰で正月を迎えました。

 

 3日には朝刊と一緒に同人誌が届いた。泉水さんのエッセイが載っていた。

「猫の街に行ってきた」と題して、モンテネグロ美術交流展に参加した時の話。

世界遺産のコトルは要塞の街で有名。そこまで出掛けるんだと羨ましく

思いながら、ページを括った。散歩やスケッチで、出会う猫たちの観察力は凄い。

それは日本の野良猫と違って、観光客には慣れているし、要塞の中で生活している

せいもある。最後は人間同士が殺し合っている現実と、猫が駆け回らない平和を

説いていた。彼のエッセイ集を是非刊行してもらいたい。

 同人誌の中で「狐の剃刀」にも手が止まった。驚いた事に私と同じ気持の人が

いたことのうれしさです。群生地である市原市喜多の「風呂の前」。名前の由来を

不思議がったり、辿り着くまでの道が分りづらいこと。そこが「カタクリの里」

だとわかったこと。狐の剃刀に心を奪われたことも全く同じだから。

他にも新聞の俳壇で見掛ける名前があったりと、興味深い冊子でした。