「レジェンド&バタフライ」を満席状態で観てきた。
レジェンドのキムタク演じる織田信長と、バタフライの綾瀬はるか演じる濃姫との
30年の軌跡を描いている。史実に基づいてこうゆう見方も面白いと思った。
濃姫を迎える信長の身支度の奇抜さから、非情な魔王へと変化する
信長をキムタクは見事に演じわけていた。
それと戦国時代の姫も武術戦術に秀出ていたらしい。新婚初夜のコミカルさは笑えた。
政略結婚から、かけがいのない存在になっていく2人の心の機微も良くわかった。
最後の本能寺の変では、信長が自害する前に幻となった濃姫との夢
(船で異国へ行きたいという)思い描くシ~ンはタイタニックだ。
濃姫が病に伏せていた時の布団がかい巻き。懐かしい子供の頃私も使っていた。
終りのエンドロールが始まると、薄暗い場内を足許の小さい灯を頼りに出て行く
人達が結構いた。3時間の上映でトイレに急ぐのか、私達はしっかりと最後まで
見終わった。50人以上のエキストラの名前もしっかりと書かれていたことも。
キムタクと綾瀬の2人芝居のようだった。