木更津みなとぐちアートで、地元の芸術家宗政浩二氏は3カ所に展示していた。
その一つに光明寺の「浄行菩薩の空」と題して、鏡と太陽光を使って映し出す作品があった。
暁星国際小学校の児童による、プラスチックミラーにマジックで「空にいるもの」の
切り絵を貼り、小さな絵鏡を作り太陽の光を反射させ絵を白い天井に映しだすもの。
ところが晴天の午後2時~3時の間だけしか見る事が出来ない。
身代わり菩薩として親しまれ、手足や目など患っているところを撫でると
良くなるといわれている。映し出された絵を見ると御利益がありそう。
「ぼさつ」と読めてもすんなりとは書けないものだ。
このプロジェクト「考えて,作って、見せた」を実践した子供達が
地元の新しい魅力と未来を創造していってほしい。
傍らでは真っ赤な実をたわわにしたマンリョウが見守っていた。