私のには二人兄がいます。

ちっちゃいお兄ちゃんと、おっきいお兄ちゃんと呼んでいました。
おっきいお兄ちゃんとは年が5歳離れていて、ちっちゃいお兄ちゃんとは3歳離れていました。

いつも、お兄ちゃん達の後を追っかけていたような気がします。

今日のセッションのお豆腐のエピソードから、お兄ちゃん達と感覚や思いを共有した色々な事が出てきました。


家の近所に、駄菓子や日用品やちょっとした乾物などが売ってるお店があって、そこによくおつかいでお豆腐を買いに行かされていました。

私の一番古い記憶(三歳頃だと思う)で、ちっちゃいお兄ちゃんがおつかいを頼まれて、自転車でお豆腐を買いに行くということで、私も片方に補助輪が付いた自転車で後を追っかけました。
お兄ちゃんから、ついてくるなと言われつつ、それでも付いて行きたくて自転車をこいでいたら、途中で補助輪が無い方に体重をかけてしまって、こけておでこに怪我をしました。
2~3針縫ったそうです。
近くに住んでいる人が駆け寄って来てくれた事は、映像として記憶に残っています。

あと、私がお豆腐のおつかいを頼まれたこともありました。
このこけた時よりは、もう少し大きくなっているとは思いますが、その時はお豆腐を買ってそしてあともう少しで玄関というところで、家の庭先で落としてしまいお母さんに怒られました。

もう一つ、お豆腐のおつかいのエピソード。

そのお豆腐を買いに行っていたお店の道中には、用水路というか溝があって、いわゆるドブというやつがあって、ある時、ちっちゃいお兄ちゃんがお豆腐を買う前にそこにお金を落としてしまい、お母さんにこっぴどく怒られて、兄妹3人でドブさらいをさせられた記憶があります。
私の記憶はあやふやで、自分がどぶさらいをしたのか見ていたのかも曖昧で、だけど、どぶさらいさせられたー(恨)、としか思ってなかったのだけど、りんりんさんに話したら、お兄ちゃん達とつらい記憶を共有してる一体感、連帯感、みたいなのを感じると言われました。

そこから、いろいろとお兄ちゃん達と共有した思い出が出てきました。

兄妹3人で蔵に閉じ込められた時、おっきいお兄ちゃんがこっそり電球を持って入っていて、それが見つかって怒られたとかいうエピソードとか(これは私は覚えて無くて、おっきいお兄ちゃんが大きくなってから、ぼやいていた)

母親の実家に行ってその帰り道、周りは暗くて山道を通っていた時に、母親の首と肩の付け根あたりに大きなほくろが二つ並んであるのだけれど、それを母親が「これ、きつねに噛まれた跡やねん」って言って、私たち兄妹はえぇぇ~!ってびっくりしたんやと思うんやけど、後日それを母親に、こんな事言ってたよね~、って言ったらきれいさっぱり覚えて無くって、兄妹で、絶対言った!って母親に主張してた(笑)
でも、母親は言ってないって言い張ってたけど(^_^;)
未だに、3人ともが、絶対言ったのに、って気持ち持ってるはず。それだけ、インパクトあった話だったし、覚えてない母親も奇妙すぎて、この人あの時キツネにとりつかれてたんちゃうやろか、となんかホラーな気分にもなる(^_^;)

あと、母親がカレーに、何を思ったのか貰い物のカニ缶かカニのほぐし身みたいなのを入れて、くっそまずいカレーを作った時の事。
お兄ちゃん達も私も3人ともめっちゃまずい、って言えた。まずさを共有した。あんときのカレー、くそまずかったね、って言えるエピソード。
だから、私、そこまでカレーに嫌悪感はない。シーフードカレーは嫌いやけど(^_^;)

だけど、ホタテの貝柱のフライは、まずかったのに、まずかったって言えてなくて、共有もしてなくて、いまだに恨み節です(^_^;)
多分冷凍の貝柱フライやったんちゃうかなぁ。
中までしっかり火が通って無くて、揚げた後に中が溶けだして、フライの衣がびちゃびちゃになってて、くっそまずかった(T_T)
貝柱のフライは、みんなこんなもんやと思ってた(-"-)でも、どうやら違うらしい…。