楽すること

先日のセッションで私に出されたミッションは

「食洗機を使う」

現在のマンションに一年前に引っ越してきて、一度も食洗機を使ったことがありませんでした。
なぜか、乾燥機能だけは使っているという、謎な使い方

セッションでミッションを言い渡されたときに、「食器が洗っている最中に割れることもあるって説明書に書いていたから嫌で」とか、使わない理由を言ってたら、「そうやってちっちゃなネガティブな部分しか拾ってない。」と言われました。

確かにその通りです…

実際、使っている友人からも「めっちゃ便利」って聞いていたし、その子から「割れて大変」なんて話を聞いたことなんてないのにも拘らず、食洗機を使いたくないが為の理由づけとして、割れるかも…、なんてまれにしか起きない事例の不安を膨らまして、楽さを取ることを拒否していました。

では、なぜ楽さを選ばないのか。

楽をすると、大変な人（母親）から怒られそうな気がします。
「楽でいいわね」とか、「楽しやがって」ってとか、「ずるい」とか言われそう。
あと、楽をしていると「楽なら余裕あるでしょ。それじゃもっと私の大変さを何とかして」と、大変な人（母親）から色々させられそうです。

あと、苦労をすることが美徳、みたいな価値観があって、便利さばっかり追求していくとダメな人間になる、なんていう、時代と逆行している思考回路が働いてしまいます。　
手仕事がいい、みたいな。自分自身の体を使ってやってこそ、意味がある、みたいな。機械に頼っちゃイカーン、なんて謎の思想も存在しています。

うちの旦那は、楽することにためらいがなく、むしろすすんで利便性を追求する人なので、あなここに入る前は、なんて堕落した人間だ、ぐらいの勢いで心の中で批判していました
　
そうやって人を見下して、人と私は違うのよ～、なんてやっちまってました…　ズレてる自分の正当化、なのかな。　　　　　　　　　　　　　　　　

んで、実際食洗機を使ってみた感想は、めっちゃラク！もう手洗いには戻れない～　でした　

楽することは、悪い事じゃない。人に楽にしてもらおうと思うのではなく、自分で自分を楽にしていく方法をやっていく事が大事