ロープウエー（かなり速い）に２０分くらいのって、少しずつ見えてきた。なんかゾクゾクする雰囲気があった。
ロープウエーをおりて、100%観光客目当てのお土産屋街を抜けて（どこの世界にもあるのだ）、徐々に彼が近づいてきた。
あまり伝わらないかもしれないけれど、かなり大きい！「荘厳」っていう言葉がぴったりくる。
この写真を撮っている場所は、大仏に向かう階段のちょうど半分くらいの位置で、本番後で疲れてもいたし、今回毎日アテンドしてくれていたＫＥＮは階段を老人の如きペースでのぼり、その顔にはほとんど表情がなく、表情の豊かさでいえば、大仏の方がはるかに勝っていた。
そんなＫＥＮを尻目に、小さい声でキャーキャー言いながら（あまり大きな声を出してはいけない、って）写真を撮りまくった。
その後、お菓子みたいな太い線香に火をつけて（全然つかない、僕のだけ。なぜだ）
少し斜めになっている台座に膝をつけてお参りをした。
僕の隣にいるのがＫＥＮだ。彼は本当に親切な人で、色々な事をすべて説明してくれた。
英語で。
もちろん僕は半分くらいしか分からないので、よく「今のはちょっとわからないな」って顔をする。と、別の人がさっきより分かりやすく通訳（？）してくれる。英語で。
ううむ、申し訳ない・・しかし、なんて優しい人たちなんだ・・・。
彼らはとてもやさしい、というところで、次回に続く。