新年快楽!

¡Feliz año nuevo!¡

새해 복 많이 받으세요 감사합니다!

Buon anno!

Happy New Year!


あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。


お正月気分も終わって今日からお仕事初めのみなさんも多いと思います。

私も今日から活動始動。


まずは月初めの恒例行事。

ファミリー会場の予約。


私の場合二つの場所の活動を抱えているので

月初めにはこの二つの会場を押さえないといけない。


ひとつは電話予約で。

しかしこれがなかなかつながらない。

もうひとつは朝から並ぶ。


なので朝早く並びながらもう一方の会場を取るべく電話をします。

携帯があってよかった。


おばちゃんたちはかなり早くから並んでる。

だいたいいつも一時間くらいは並んで待つ。

寒い日は堪える。。。

今日は寒かった。。。


でもいつもの会場を取ることができました!


その会場に集まった仲間とまた今年もワイワイやりながら

多言語聞いて口にして遊びます。


日本に住んでて多言語の環境は普通日常にはないので

私たちはそれを敢えて自分の生活の中に作っています。


多言語の聞えてくる日常と、

仲間と集まって多言語を交し合う日常。


多言語の自然習得。

やりたいと思った仲間たちが集まってこの環境を創っています。


今年も。


どんな出会いがあって、

どんなことがファミリーの場の中で起こるのでしょうか。

楽しみです。



多言語のある日常って。


普段は多言語で語られるストーリーCDをBGMのように聞いていて、

週一度のファミリーと呼んでいる活動に参加。


先日、ファミリー会場に向かう道すがら。

街の中のショッピングセンターを通り抜けたときのこと。


エスカレーターに乗って1Fから2Fへ。

そこには連絡通路があってファミリー会場への近道になる。

なにしろ寒いしね、少しでも暖かい場所を通って行きたい。


エスカレーターに乗って何気に壁のほうを向いたとき、

ちょうどバーゲンも始まったころで、

可愛い猫のイラストとその上には広告の文句が。


パルレモア ダムール


カタカナで。

一瞬見て、そのカタカナ文字に知ってることばってふと思う。


ではなんという意味なのか。


パルレモア

パルモア病院ってことばも浮かぶ。

ちゃうやろ。

いえいえ、

パラーレってイタリア語もふと浮かぶ。


そうっか!

パラーレの変形がパルレか?

ありえる!?


モアは英語。

え?イタリア語と英語の造語?

広告ならあるかも?


でもでも

そのあとのダムールってことばにもひっかかる。


ダムールということばにまた浮かんだのがイタリア語。

アモーレ。

ダムールとアモーレは似てる。

近い国かも。


アモーレみたいなことばに似てる近い国のって思った瞬間。

フランス語だ!って気づく。

フランス語のアモーレだ。


するとモアっていうことばもわかる。

普段みんなが自己紹介で言ってる、

最後にモアって自分を指して。


パルレはカタカナで書いてしまってるとパルレだけど

実際の音はパッレみたいな感じ。

フランス語でRの音はカタカナにできない。


すると全部わかるのです。

愛してると言って!愛について語って!

みたいな感じ。


これがエスカレーターで1Fから2Fに行くまで起こる。

自分の中で。


すごい。

Parlez moi d'amour

って文字を読んだら

パルレモア ダムールになる。


でもフランス語の実際の音はパルレモア ダムールなんて言ってない。


文字から始めたら実際の音からは遠くなってしまう。

でも音から始めたものはたとえカタカナで書かれていても

それのほんとうの音をみつけることができるんだ。


自分が見つけたことがうれしくてファミリーでみんなに聞いてもらう。


するとシャンソン大好きメンバーが言う。

「Parlez moi d'amouは有名な歌でいろんな歌手が歌ってるよ!」って。


そうだったのか!

ピアフとか歌ってるんかな。

家に帰って調べてみたらピアフは歌ってなかったけど、

ジュリエット・グレコが歌ってることが判明。

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しかも私グレコのCD持ってて、その中にこの曲があった.。
自分で見つけたフレーズ。
その過程は宝物。
それがまた歌になってて、
私の手元にあったというのが偶然のいたずらみたいに思えてまた楽しい。
何気ない日常にそういうことがときどき起こる。
そのたびになんとなく幸せな気分になる。
多言語の日常は小さな幸せのくりかえし。

Hola! Comoesta?


ヒッポではなぜかスペイン語で挨拶をよくします。

ファミリー会場に入ってきたら

口々にオラ!って挨拶が交わされる。


こんなとき、ちょっと恥ずかしい人は小さい声で。

大きな声で叫んで入ってくるこどもたちも。


どんなに疲れててもみんなの元気な挨拶で一気に明るくなります。


ヒッポ入ってまだ数ヶ月のカオルン。

みんながいろんなことばで話したり、CDのフレーズを言うのがすごく不思議。


「みなさんどうやって覚えたのですか?」って質問。


でもみんなは

「なんかファミリー行ってCD聞いてるうちに言えるようになった」 

とか、

「言えてるかどうかわからないけどなんかみんなで言うと楽しい!」 とか。


もちろん、がんばって覚えたっていうのもあったりするけど、

それよりも知らぬうちに言えるようにっていう体験のほうがずっと多い。


繰り返し聴くストーリーCDと、

毎週集まるファミリー。

そこで仲間と一緒に歌う多言語のフレーズ。

楽しんでやってるうちに知らず知らずのうちに

大まかなことばの波が自分の中に入っていって、

口もまた多言語のいろんな動きに慣れていく。


カオルンだってじきに言えるようになっちゃうから

そのときにはみんなで

「どうして言えるようになったの?」

って聞いてあげましょう!