No Looking Back


……はぁい。がんばろっと。




映画「オープン・ユア・アイズ」。ハリウッドリメイクの「バニラ・スカイ」は見てたんだけど、オリジナルをようやく見た。

若く、金持ちでハンサムなセサール(エデュアルド・ノリエガ)は、同じ女は二度と抱かない主義だ。そんな彼がパーティーで出会ったソフィア(ペネ ロペ・クルス)に初めて恋をする。しかし、彼につきまとう女・ヌリアは激怒し、セサールを助手席に乗せたまま、崖からダイブ。彼は一命をとりとめたが、顔 にひどいケガを負う。その日から彼の現実は奇妙に歪み始め…。

おお、トム・クルーズ主演のリメイクも雰囲気満点だったけど、やっぱオリジナルはぎゅっと引き締まってるね。若き日のペネロペ・クルスのきれいだこと。

「このバーの客たちも、みんな君の意識が生み出したものだ」と謎の男に言われたセサールが「うるさい、だまれ」とつぶやいたとたん、バーの喧噪が ぴたりと止まる。セサールが顔を上げると、全員が彼を無表情に見つめている…。ぐにゃり、と現実が歪み始める瞬間の描写がいい。すぱん、と終わって、こち らの想像をめちゃめちゃかき立てるラストシーンも憎いなあ。




髪の毛切って、さっぱり。夕食は焼肉。人のおごりだったので、特にうまかった。わはは。ビール飲んで、夜風に吹かれながら歩いて帰る。人生てのは小さな喜びと小さながっかりのモザイク模様だなー。

♪くーだらねえとー つーぶやいてー さめた顔ーして歩ーく♪ とくらあ。うーい。