ブログネタ:【すんも賞を狙え!!】今まで一番泣いた映画は? 参加中映画か…
子どもが生まれてからというもの、
劇場で映画を見る機会が減っていたのだが、
やっと最近子連れでも行けるようになって、
昨年は3本くらい見た。
が、どれも子ども向けだったかな。
あっ「グーグーだって猫である」は
そうでもないか・・・
が、どれも涙涙の映画じゃなかった。
だって「しんちゃん」や「ポニョ」だからねぇ。
そう、私が一番号泣した映画はなんだろう・・・
っと遠い眼をして考える。
そりゃ最近年取ったせいか、ちょっとしたドラマでも
ウルウルするが、号泣ともなると
そうそうないなぁ。
う~ん。なんだろう・・・
っとふと思い出した。
思い起こせば二十年以上前lかな・・・
(年がばれるなぁ・・・)
あの頃は受験生で、丁度今頃は
共通一次を受けていたなぁ。
しかも2浪中だった。
そ~んな2浪もした崖っぷちの頃。
季節はいつだったか忘れてしまったが、
予備校の帰り道ふと寄り道した映画館で
やっていた、当時話題の映画。
「蒲田行進曲」である。
キネマの天地 ~♪って歌ったあの映画だ。
確かあのとき「雪華葬刺し」って
赤江瀑原作の妖しい映画と2本だてだったのだが・・・
先に「雪華葬刺し」を見て、
う~ん。ってうなった後に一転、
あの「ギンちゃぁ~ん」である。
平田満さんと風間杜夫さん、そして
松坂慶子さんの楽しくもあり
切なくもあるテンポのいいやりとりに
ひととき受験の重苦しさも忘れて
笑っていたのだ。
そしてその時歴史は動いた。。。ってのは
大げさだが、松坂慶子演じる小夏の妊娠が発覚し、
自分のこどもでもないのに
平田満のヤスが銀ちゃんのため小夏のために
一生懸命働いてお金を稼ごうとする・・・
そしてクライマックスの「階段落ち」。
命がけの階段落ちでゴロゴロと転げ落ちるヤス。
一瞬みんなヤスが死んだかと思って
し~んとなる。
階段の上からヤスに向かって
涙でぐしゃぐしゃになりながら
「あがってこい」と手を伸ばす
風間杜夫さんの銀ちゃん、
そしてぼろぼろになったヤスが
必死で階段を這い上がる様を見た時には、
もう号泣でしたね。
なんか、自分も頑張って這い上がらなくちゃ・・・
って思いましたもん。
あのころ若かったから(笑)。
今なんかあんな風に純粋に号泣する映画。
見てないなぁ。
そんな映画が少ないのか、
はたまた年とって、
なんかそんな映画を見るのが
もうはずかしくなっちゃったのか。
そんな訳で、私の号泣映画は
「蒲田行進曲」ですね。
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