化け猫あんずちゃんの映画を観てきたよ。
https://ghostcat-anzu.jp/
「化け猫あんずちゃん」は漫画が原作のアニメーション映画で
原作者はいましろたかし氏。
2007年までコミックボンボンに連載していたそうな。
コミックボンボンは2007年の12月号(11月15日発売号)で休刊(廃刊)
になったから、休刊の前号で連載が終了している。
その頃のコミックボンボンには触れる機会がなかったので
全然知らなかった。
原作者のいまむろたかし氏は思い出深い漫画を描いていた方で
80年代後期にビジネスジャンプ誌で連載していた
「ハート&マインズ86~59」「ザ・ライトスタッフ89~90」
が個人的に印象が強い。
作中の若者の空回りする姿に笑い、涙した記憶がある。
その後 「デメキング91」を経て
狩撫麻礼氏原作による「ハード・コア92~94」「タコポン95~97」等
の連載をなんとなく追っていて、
「ぼくトンちゃん97~98」もなんとなく追って
「釣れんボーイ98~02」の単行本を買ったくらいで
追わなくなってしまった。
(近所の本屋でコミックビームを置かなくなった所為だぞ)
今年の2月にツイッターで「化け猫あんずちゃん」の映画製作の報を聞き
「原作いましろたかし」に驚いてしまった。
『へぇ~こんな漫画があったんだ』
電子書籍を買って読んでみて、南伊豆で奔放に暮らすあんずちゃんに
憧れを覚え、すぐに好きになってしまった。
お外で立小便とか近頃全然してないよな(遠くを見つめながら)
読みたい作品にすぐアクセスできるって本当にすごい事だよね。
おうちの人にも読ませて、一緒に映画館へ行くことになった。
(数年前に亡くなった飼い猫の名前が奇しくもあんずちゃんだったこともある)
映画の見どころ
■ムーンライダーズの鈴木慶一氏が和尚さん役
■デメキングのパチンコ台
■一瞬トンちゃんが出る
■俳優の動きをカメラで撮影し、
それをトレースしてアニメーションにする手法。
(ロトスコープ)が面白い。多分すごい工数。
■背景の色設定が素晴らしい
映画版は設定の改変が多い
まず、あんずちゃんの年齢から違う
【原作】32歳
【映画】37歳
マンガを読んだ人は戸惑うかもしれないけれれど
原作のエピソードを丁寧に取捨選択し、散りばめた脚本は好感。
並行世界の作品だと思って割り切って楽しもう!
更にはあんずちゃんの続編マンガも始まっているので
是非よもうな!
ボンボン連載版の3年後のお話で、あんずちゃんは35歳になってる
続編も面白いよ。
【化け猫あんずちゃん 風雲編】
https://comic-days.com/search?q=%E3%81%82%E3%82%93%E3%81%9A%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93
夏のデート映画にぴったりだな~
こどもに「彼女と観てくればいいよ、楽しいから」と勧めたら
「観ねぇよ!デッドプール&ウルバリン観に行くよ!」と言われました!