植物に興味を以て日が浅い。
この間まで、棕櫚と蘇鉄の区別もついていなかった。
■埼玉県の深谷市のJA花園農産物直売所にあった蘇鉄。
迫力の造形美。痺れる格好良さ。
木姿も葉姿も棕櫚とは異なるのであった。
ただ、漠然とした南国のイメージが共通するのだろう。
無関心は視界を限定させる。
見える物を見えなくさせるのだ。
■毎日見ていたが見えていなかった建物境界の棕櫚。
ああ、あなたは棕櫚だったのか、知らなかった。
おおよその事はグーグルのオジキが教えてくれた。
(核心は教えてくれないことが多いよ)
グーグルレンズのアネゴには頭が上がらない。
棕櫚は主張が強い。
近所を散策したり、車を走らせていると
ふとした所に棕櫚が在る。
「わっ棕櫚だ!棕櫚がある!」
見つけると嬉しくなってしまう。
棕櫚に対する極私的な一過性の情熱が胸にある。
棕櫚ブーム到来であった。
■近所の団地棕櫚
人が植えたものではないだろう。
きみは野良棕櫚
■同じく近所の団地棕櫚
やはり野良と思われる
■街道沿いの街道棕櫚
畑の端に生えている
人が植えたものか?
微野良 プゲラ
■子株である
元は鳥のうんこであったことだろう。
■境界線上の野良棕櫚
敷地境界のフェンスや塀、ギリギリの線に
棕櫚が生えている様をよく見かける。
鳥が一休みしてうんこをするのだろう。
鳥休憩後野良棕櫚。
■同じくフェンス際
蔓にからまっちゃってる
■畑棕櫚
思わず声が出そうな立派棕櫚
これは人が植えたものかもしれない
NOT野良
■人家の庭に生える蔓棕櫚
異様な迫力があるがNOT野良
■ん?棕櫚のようだが棕櫚ではない?
葉姿が違うね…
グーグルレンズのアネゴによると
どうもニオイシュロランというらしい。
ニュージーランドを原産とするキジカクシ科
センネンボク属の常緑小高木とのことで、
「樹形が棕櫚に似ていることからニオイシュロランと
名付けられた」とあった。
NOT棕櫚
識ることは楽しいね。
■公園の生垣からご挨拶。
やあ!ってな具合で。
見つけたときは変な声が出ちゃったね。
「うへぇ!こんな生え方しとる!!」
カルガモ親子が歩いていたよ
棕櫚は縄や箒の材料として活用されていたんですね。
現在の棕櫚縄は他のヤシの繊維が使われているのが多いと思うけど。