声の教育社さんの24年入試用

過去問出荷数に関する動画が

あげられましたね。


男子校、女子校版とあり、

共学はこれからなのかな?


男子校の出荷傾向を知り

山田ママが肌感覚として思ってた事が

数値でもって納得性が増しました。


ザクッと内容説明すると

中堅校以下の過去問出荷が増え

開成などのトップ校の出荷が

減ってるという事。



山田ママ時代の中学受験は

一つでも上を目指す受験でした。

その偏差値なら公立中でいいじゃん的な。

全落ちなどというワードもなく

果敢にぶつかっていく印象でした。


で、令和の中学受験は。

ゆる受験、全落ち、深海魚などの

キーワードが並びます。


何を表しているか。


無理して頑張らなくていい。

必要以上の負荷やショックから

回避して、

身の丈にあったとこでいいよ。


という事だと思うんです。


なぜそう変化したのか。


社会の風潮もあると思います。

ただ1番の理由は

中学受験する層の変化だと考えます。


総務省開示の15歳未満の子どもの数です。


1990年 2254万人

2023年 1435万人


2023年の子どもの数は

1990年の64%にまで減少しています。


対して中学受験者数の変化です。


首都圏受験者数

1991年 5万1千人

2022年 5万1千人


過去最多とメディアは煽ってますが

どういう比較をしているのか。

もしくは私の比較が間違っているのかも

しれませんが。


ちなみに

2008年には6万1千人となっています。


子ども数が6割に減っているのに

受験者数が同じという事は

受験者の層が広がっているという事。


母数が大きい大学受験を参考に

子どもの学力の分布を考えます。

大学別の受験者数と

受験者の偏差値分布の傾向は

毎年ほぼ安定している事を考えると

子どもの学力のばらつきは年代により

そこまで変化しないと考えられます。


なので平たくいうと

90年代は受験をしなかった中間層が

受験をする時代になっており、

さらに中間層は分布的に

1番層が厚くなります。


だから中堅校以下に人気が

集中するのはごく自然な流れ。

要するに大学受験のように

学校別に受験者の偏差値分布が別れて

うまく住み分けされていく形に

収束していくのかと思います。


もちろん中学受験は

義務教育範囲内であり、

資金がいるので

日本の経済状況や環境に影響を受けやすい

ので大学受験のようになるとは思いませんが。


となるとブルーオーシャンはどこか。

上位層です。

あ、御三家らへんは別格ですよ。

頭の出来が違いますゆえ、

ブルーオーシャンでも無理層ですので

私はそこ以外を言ってます。


子ども数が6割になり

学力の分布がそのままであれば

理屈で考えると上位層は6割になるはず。


さらに上位校の受け入れ数は

そこまで変わらない。


となると倍率は90年代より

減ってるはずです。


ただ90年代比較なので。

楽になるとは限りません。


なんとか御三家までは行かないけど

そこそこ層に食い込めたら

いいなぁと思います。


それが難しいのですがね💦


山田ママ的素人考察でした。