二月の勝者に出てくる

桜花ゼミナール。


教室の作りや系列に個別がある点など

栄光ゼミナールに似ています。


とはいえいろんな塾のミックスなのかと

思っています。


実は桜花ゼミナールの雰囲気

山田義塾に似ています。

栄光ゼミナールを少し厳しくして

御三家狙いがたくさんいたのが

山田義塾という感じなので

まさになのです。


山田義塾は当時勢いのある塾でした。

終焉に近い94年には

51教室2万3000人の生徒を抱えていました。

現在の日能研が30000人弱、

サピックスが6730人

早稲田アカデミーの小学部が28361人。

子どもの母数が減っているものの

中学受験者数は現在と当時は

ほぼ同じなので

現在のメジャー塾に匹敵する規模感です。


が、内部分裂が起きて

山田義塾、THE義塾、SHIN義塾に

別れてしまいます。


当時は私はすでに卒塾しており

中学生だったので

内部事情はわかりません。


しかし弟が6年生の時に山田義塾が

分裂して、上位クラスの子だけ

担任講師より熱烈にTHE義塾への勧誘を

受けていました。

大人の汚さを見てしまいました。

山田義塾に残った先生からは

受験に専念する時に

こちらの力不足で

大人の事情に巻き込んでしまい

申し訳ないですと謝られたそうです。

残った先生方には最後まで責任を持って

親切に面倒を見てくれましたので

姉として感謝しています。



ネットで拾った情報なので

真偽は不明ですが、

THE義塾に渡った先生方は

その後、経営方針との折り合いがつかず

塾長と共に栄光ゼミナールへ渡ったそう。


またSHIN義塾の先生方は

破綻後に早稲田アカデミーに渡ったよう。


だから栄光ゼミナールと早稲田アカデミーには

どこか山田義塾臭がします、笑



私が栄光ゼミナールに懐かしさを

感じているのは

そのような下地があるのかもしれません。

ご縁がなかったけど、

早稲田アカデミーももしかしたら

懐かしさを感じるのかも。


山田義塾OGとしては

塾が分裂消滅してしまったのは

悲しいけれど、

このように山田スピリットだけは

生きていると思うとすこし嬉しい。



山田義塾のような分裂は

受験生も講師も誰も得をしないので

2度と起こって欲しくありません。