一人になったら、何故か、抑えていた感情がじわじわと溢れ出て来た。
合わせて、米津玄師さんの新曲を聴きながら、
涙が頬を伝って来た。
そうか、私は抑えていたんだ。
感情を。
で、私の正直な感情って、なんなんだろう。。
少し考えてみる。
それはもぅ、分かりきっていることだったけれど、
自分に正直になってみる。
そぅ、蓋をしなくていい。
遠慮もしなくていい。
手放しで喜ぶのを恐れる必要はない。
ただ、ただ、素直に喜べばいい。
部活の忙しい長男とは、生活のすれ違いが多く、
長男と話す機会は、ゆっくりとはない。
今朝、何気に交わした会話から、
長男の進路に関する言葉を聞いた。
この前までは、絞りきれず、迷走中だった。
どうやら、心は決まったらしく、
今日それを知った。
今いる学科とは、まるで違う道。
私と同じ道。
それが嬉しいのか、
その道を選んだ事自体が、単純に嬉しいのか、
分からない。
けれど、その道を少しでも知っているが故に起こる心配。
その時は、思案する気持ちの方が大きかった。
そんなに簡単ではなく、大変であること。
手放しで喜べない自分もいた。
だから、私はちっとも喜んだ素振りを見せず、淡々と長男と話をしていた。
笑顔もなく、励ましの言葉もなく。
けれど、車の中で、
朝の出来事を振り返りながら、
喜ぶことは、決して甘いことではないし、
素直に嬉しいと、伝えればいいんじゃないか。
たしかに、受験はこれからだし、
入学、そして、資格を取る、就職する、
まだ、なにも始まっていないのに、喜ぶのは違うと思っていたけれど、
スタートラインに立とうとしてること、
それだけでも、十分、親として、喜んでいいんじゃないかと、思った。
そしたら、抑えていた感情が溢れ出し、
涙がどんどんと出てきた。
うん、私は嬉しい。
長男が自分で考えて、決めたこと。
その道を選んだこと。
偶然にも、私と同じ道であること。
何故か分からないけど、それを思うと、涙が溢れる。
本当の涙の意味は、分からない。
それでもいい。
きっと、嬉しいんだと思う。
いろんなこと、ひっくるめて。
伝えたいと思ったことは、後回しにせず、伝えよう。
人は皆、いつ死ぬか分からないので、
まずは、ラインで。
そして、今日は、長男が帰って来たら。
うん、そうしよう。
朝、言えなかったことを。
嬉しいという、気持ちを。
米津玄師さんの新曲
いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございます*:ஐ(●︎˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●︎)ஐ:*