続きです








そぅ、
ひっさしぶりに、
あのカップルの車を発見した私。






サエに会うなり、
その事を鼻息荒くサエに伝えた。






別れてなかったんだね〜
全くの知らないカップルではあったが、
なんだか、嬉しかった。







何気にあのカップルも長いよね?!
すごいね〜
なんて、話をした。






そして、いつもの時間になった。












すると、
やはり、一年前と同じように、
男性側の車に女性が乗っている状態で、
駐車場に入って来た。







きっと、また車内で熱いキスを交わしたんだろうか。
変わらず、女性は、何かの制服系姿だった。
駐車場に車を停めて、少ししてから
女性は降りて、自分の車らしき所へ行き、
荷物を戻して、車に乗り込み、
男性は女性を、先に出発させてから、
この日、2人別れた。







サエと色んな妄想を繰り広げたけれど、
この2人には、2人の物語りがある。
純粋な独身者同志のカップルかもしれないし、
どちらかが既婚者かもしれない。
若しくは、どちらかは未亡人かもしれない。







私たちとは関係のない人たちだけれども、
そのカップルに
何故だか刺激を受けて?!
モヤモヤなんかしてる場合じゃない、
負けてられないと思った私たちだった。









ちなみに、
そのカップル、
私たちの見立てでは、
男性70代、女性60代後半。