ふと思った。
サエに元カノの存在がまだある事に、
自分ばかり、しんどいしんどい
嫌だ嫌だと私は言っていた。







サエはあまり不安や不満を漏らさないから、
私に家族がある事に対して、
サエにはそんな思考はあまりないのだと、
錯覚を起こしていたのかもしれない。







でもそれは私に思いやりだったり、
配慮が足りなかっただけだったんだ。






やっぱりあの時のサエ言葉を時々思い出す↓





そして、それに加えて、
ごくたまに聞くサエの言葉。

『(辛すぎて)いつ◯んでもいいと思ってる。何なら、今◯んでもいいとさえ思うよ。』
『誰の一番にもなれないから』







いくら私がサエに会っている時に
言葉や態度で大好きを伝えて、
勿論それ以外でも、
表現はしていても、




私にはパパが居るし、
別れる選択肢もない。



それはサエも分かっている事。




その上でも私と付き合ってくれていること。




だからか、
お互いにどれだけ好きでも、
そこには自分は唯一の存在じゃない辛さ
というのが背中合わせが故に、
例え【別れ】があっても、
ある意味その辛さから解放されるから、
全部が全部辛い事象でもないのかもしれない。




それは、私だけに該当する思考だと思っていたけれど、
サエも同じなんだな、
って、今更ながらに気付いた。




この恋愛を始めた以上、
責任って、
自分には何が出来るのか、
考え続けて行く事を怠ってはいけないと
思った。