まさかの、ロビーで
若いカップルと鉢合わせになったものの、
その子たちは、
そそくさとエレベーターへと向かってくれた。
サエと2人で安堵。
なので、手続きが終わったら
ゆっくりと、ウェルカムドリンクや、
ウェルカムスナックを選び、
好みのアメニティもチョイスしてから、
私たちはエレベーターで、部屋に向かった。
靴を脱いで、スリッパに履き替えて、
コンビニで買った物を出したり、
冷蔵庫へアイスや飲み物を入れたり、
自分たちの荷物を置いて、
時計を外して…
少しだけ整理をして…
なんてしていたら、
なんとなくサエにハグするタイミングを
失ったような気がした。
でも、サエはベッドに仰向けにゴロンとして、
両手を広げて来てくれた。
えへ、嬉しい。
迷わずサエの元へ行き、
そのままサエに抱き付きに行き、
キス。
自分の頭の中のホテルでの構想は……
ウェルカムドリンクを飲みながら、
少しくらい一息付いて、
少しはお話をしてから…
始まるかな?!
って感じだったのだが、
この日はスタートが早かった。
もぅ始まっちゃった!
というのと、
しかしシャワーも浴びたいしな、、
なんて、頭の片隅で思うのだが、
気持ちが良過ぎて、
どこで止めるのか、
それこそタイミングが見つからず、
どんどんと進んでいった。
久しぶりのホテルで、
人目を気にせずに、
思いっきり出来ることもあってか、
また、春休みで会えていなく、
久しぶりの逢瀬だったからなのか、
異様に身体は早くから感じてしまい、
なんなら、最後まで◯きそうな感じ。。。
なのに。。。
『まだ、◯ったら勿体ないから』と、
サエからストップされた。
『あーーーん、いい所だったのに。。。(´;ω;`)』
『シャワー浴びるか!』
と、一時中断となった。