ゴールドドリーム(2018年・2019年)、インカンテーション(2015年)、
カフジテイクのように脚長・胴長・背中と腹のラインがほぼ平行とシルエット的にも
馬体の作りも類似しているのは、
アルクトスで、
銭形模様も出ていて体調は良さそう。
ただ、下半身の角度が甘目で身体つきにも若干の余裕がある上に、
過去の馬達は、このシルエットだと勝ち切れていない。
もう1頭この部類に入るのが、サンライズノヴァ。
立ち姿は伸びやかでバランスが良くなり力感があり、馬体も張りがありグッと締まっている。
ただ、線が細いのと背中のラインがちょっと違い、気になるのはトモの充実度の物足りなさ。
コパノリッキーやアスカノロマンに類似しているのがモズアスコット
前走は休み明けで、斤量を背負って早い時計で勝ったので、
ダメージが心配されたが微塵も感じさせず、
腹筋の支えがしっかりして立ち姿と馬体にも力感があり、上積みを感じさせる。
昨年の春~毎日王冠の馬体の充実度はないが、芝のG1を勝つ能力を持ち、
ダートの適正があって、前走よりも馬体が良いとなるとこの馬から入るべきかな。
立ち姿とデキの良さなら1番なのはワンダーリーデル
頭が低くなり、背中のラインが良くなった。
下半身の角度も良くなり後肢が引き付けられて、立ち姿が決まっている。
充実した馬体で引き締まって硬さがなく、重苦しさがない。
インティ
昨年の前半3ハロンは15年遡っても最遅ですが、勝ち馬なので適正は十分でしょ。
馬体に張りが戻り、1番目に付いたのがトモの充実度の回復。
コンパクトでまとまった立ち姿は昨年と同じになった。
大敗したみやこSと同じシルエットなので心配にもなるが、
暴走が原因で馬体のせいではないとみる。
立派過ぎる様にも見えなくはないが、硬さがないので大丈夫とみた。
太いと取るか逞しくなったとみるかで評価が変わる。
デルマルーヴル
馬体は逞しく成長しました。
1年振りのマイルですが、同の長さからは、距離が短縮されるのはプラス。
張り感と肌艶の良さから体調も良さそうでトモの充実度も十分。
ミッキーワイルド
馬体は逞しくなり、前走を叩かれた上積みを感じさせる。
上半身に比べトモが小さいのと、シルエットは好走馬達の中にはいないタイプ。
ヴァンジェンス
締まって状態は良さそうだが、この馬も線が細いのと
トモの充実度が物足りない。
ワイドファラオ
前走叩かれて逞しくなった。
肩甲骨が寝て頭が高くなり、背中のラインが詰まったのは気がかり。
◎
ワンダーリーデル
デルマルーヴル
モズアスコット
〇
インティ
▲
ミッキーワイルド
サンライズノヴァ
アルクトス
△
ヴァンジェンス
ワイドファラオ