有馬記念 考察とデータ | 競馬とたまぁに日常の出来事

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勝ち馬は2000年以降の17年間で

3歳=6勝

4歳=8勝

5歳=3勝


5歳馬が勝ったのは

14年のジェンティルドンナ・13年のオルフェーブル・09年のドリームジャーニーの3回。

14年は3歳馬2頭はG1で連対経験があるものの、1頭は菊花賞で負け過ぎ、もう一頭は菊花賞後に

 JCを使っており、近2走とも1秒以上の負け。4歳馬は個人的な見解だが世代的にレベルは低いので

 厳しと言わざるを得ない状況。結果を見ても、その年の芝G1で3着以内に入ったのは3頭で短距離

 の高松念の1着とスプリンターズS3着、ようやくマイル以上の距離のJCでエピファネイアが1着。

13年は4歳馬の出走は2頭で3歳馬は3頭がG1で勝ち負けした馬がいなかった。

 5歳のオルフェーブルは凱旋門賞で2年連続で勝ち負けしており別格。

09年は4歳馬が不出走だった。

今年は、3~4歳馬の出走頭数が少なく

3歳馬が3頭出走でG1連対歴があるのはスワーヴリチャードだけで、

4歳馬は2頭が出走するがシャケトラの近走は精彩を欠き、レインボーラインは

脚質的に勝ちきるまではどうか?

こういった状況から、5歳馬の台等があってもおかしくない。



有馬記念で3着以内に入った3歳馬

翌年の4歳で有馬記念に出走した馬は10頭おり、9頭は3着以内に入っている。

3着以内に入れなかった1頭は2011年のヴィクトワールピサで

ドバイのG1で勝利した後、8ヶ月の休養明けでJCを挟んでの参戦だった。

3着以内に入った9頭中5頭は1着で、その内の4頭は宝塚記念以降のG1で勝利しており

1頭は宝塚記念以降のG1で2着があった。

1着になれなかった残りの3頭は

16年 2着 キタサンブラック

 JCで1着も負けてしまったが、クビ差の僅差

13年 3着 ゴールドシップ

 宝塚記念で1着はあるものの前走で初の2桁着順

10年 2着 ブエナビスタ

 牝馬で480キロ未満と父スペシャルウィーク産駒は同コースで20戦0勝

11年 3着 トゥザグローリー

 宝塚記念以降のG1で連対も3着すらもなかった。

今年は該当馬の参戦は無い。


4歳時に有馬記念で3着以内になった馬が5歳で参戦した場合を

2000年から見てみると8頭いました。

その結果が下の表です。


今年はキタサンブラックが該当します。

秋は2戦しかしていませんが、天皇賞秋(1着)→JC(3着)とG1に出走なので

消耗度的には少ないとは言い難く、データ的には厳しいが、

キャリア19戦で3着以内を外したのはダービーと今年の宝塚記念の2戦のみで、

G1を6勝もしている馬なので覆すかもしれない。



JCで3着以内に入った5歳以上馬が有馬記念に参戦した場合を

1991年まで遡って見ると12頭いました。

その結果が下の表です。


そうそうたる馬達がいるわけですが、

2012年にようやくルーラーシップが3着になっただけで厳しいと言わざるを得ない状況。

2014年のジャスタウェイは僅差の4着で外枠でなければと言った感じなので、

この2頭の共通項は、キャリアが19戦と21戦と少なく、本格化したのは5歳になってからで、

G1勝ちと海外G1で勝利している事。

 

今年はキタサンブラックとシュヴァルグランが該当。

キタサンブラックはキャリア19戦で海外G1勝ちは無いがG1を6勝している。

シュヴァルグランはキャリア22戦で海外G1勝ちはないが、前走が初G1制覇で

本格化と言えるかも。


キタサンブラックとシュヴァルグランには単勝のみならず連対でも

厳しいデータに該当してしまった。

なので、年齢的に勝ち鞍が多い3~4歳馬に期待したいところ。

1番手は3歳世代トップクラスと思われるスワーヴリチャード。

しかし、ハーツクライ産駒で中山の平地G1では、ウインバイアシオンが2着になっただけ。

4歳のシャケトラとレインボーライン。

前者の近2走は二桁着順ではあるが、右回りに変わる今回は狙い目。

後者は、天皇賞秋で3着も特殊な馬場状態でもあり、内から上手く立ちまわった

コース取りもあり、有馬記念では不利な後方脚質なので割引。

3~4歳馬に絶対的な信頼を置けないので、

5歳からサトノクラウン。

前走の大敗はチグハグな競馬が一番の要因と思われ、

海外G1の勝利もあり、距離が延びて早い時計決着になりにくい

有馬記念は条件が良化する。