siaちゃんがお空に行ってしまってから
6ヶ月が経った









お花を買いに出たけど




「なんでお花を選んでんだろう」



「もっともっとお洋服とかおもちゃとか買ってあげたかったのに」





そう思うと歩きながらも涙が止まらない
















半年前の「あの日」さえ無ければ



そう思い続けてきた6ヶ月



あのときのことは昨日のように思い出すし
感情はもっと、記憶より鮮明に蘇る













この6ヶ月、
短いのか長いのかはわかんないけど



何回も
「もう死にたい」と思った
「siaちゃんのとこに行きたい」と考えた




siaちゃんに会いたくて苦しくて悲しくて
どうにもできない後悔ばかり出てきて
siaちゃんの居ない現実に居たくなくて
つらくて


siaちゃんのとこに行こう
そんなことばっか考えてる











でも、半年のなかで少しずつ










矛盾のようだけど

「siaちゃんに会うために生きよう」

って思うようにもなった













わたしの「死にたい」は
「siaちゃんに会いに行く」じゃなくて
ただ「逃げたい」だけ


苦しみ、悲しみ、底なしの辛さから
逃げたいだけ




だって
siaちゃんはお空でおともだちと
楽しく明るく過ごしているから。


わたしが逃げ出したい先の「死」に
siaちゃんは居ないって
自分でもわかってる











だから
「siaちゃんに会うために生きよう」
って思うようになった





これがママにできる唯一のこと








siaちゃんとの日々を想って
写真を見て「可愛いねぇ」ってお話しして
そしたらきっと
siaちゃんはおうちに遊びに来てくれるはず



新しい景色、場所、物に会ったら
siaちゃんがここに居たらこうしてたかな〜
って想像して
そしたらお空から同じ景色を見てくれるはず



もしsiaちゃんの弟妹が来てくれたら
その子の中にsiaちゃんの成長も見れるはず
だってきっと同じお腹から来てくれる弟妹は
ママやパパよりsiaちゃんに近いと思うから



いつかパパと穏やかな気持ちで
siaちゃんのこと話したい
今はふたりとも辛くなっちゃうけど。
そしたらきっとパパとママのまんなかで
一緒にお話してくれると思うから















6ヶ月で心の蓋も分厚くなって
日常生活でいろんな実践も経たから
昼間泣き崩れることは少なくなったけど 



それでもやっぱり
夜、電気を消してテレビを消して
暗くて静かな部屋で目を瞑ると



お隣で寝てたはずのsiaちゃんも
あの日のことも
いろんな後悔も




頭のなかをぐるぐるぐるぐる駆け巡る










siaちゃんのいない今を生きるのはつらい



何もできないし何もしたくなくて
まだまだまだまだ前は向けない


このままずっと前は向けないかも



それでも時間が進んでしまうから
ただただ流されて明日に行ってるだけ



わたしの気持ちはあの日で止まってる
siaちゃんといっしょいた日で止まってるよ





siaちゃん、ごめんね


ほんとうに、ごめんね