ご無沙汰しています、小太郎です
ところでこちら…↓
犬猫100匹超、劣悪環境に 保護施設運営NPOを告発
https://www.asahi.com/sp/video/articles/ASM4P65PCM4PUJHB009.html
実は小太郎、この団体から我が家にやって来た元保護犬なのです。
ニュースをみて、本当に驚きました。
小太郎との面会は、近くの公園だったため、実際にこの犬舎に行ったことはありません。報道を見る限り、極めて不衛生な環境で多くの犬猫たちが生活を余儀なくされている状態は、虐待と報じられても致し方ないと思いました。
ただ、里親として一つだけお伝えしたいのは、少なくともここの代表者は、本当に犬猫たちを家族のように大切に思っていたことです。
ペットという言葉を嫌い、里親候補にも非常に厳しい条件を課していました。なので、なかなか里親になれない方々からマイナスレビューを多くもらってしまい、サイト内では悪評も目立ちました。
たとえば、心疾患を抱えたワンコを引き取りたいといってくれる里親候補に、心疾患に関する知識を得ていることや、24時間一緒にいることなど、かなり厳しい条件を課して、いっさい妥協しませんでした。
また、この地域に保護できる受け皿がないことも、保護団体を圧迫する大きな要因となっていました。
小太郎と面会したとき、行政から電話がかかってきて、そのときはねこさんの保護依頼だったのですが、私か「そういう依頼、多いですか?」と聞くと「このあたりでは、自分の所しか保護できる団体がいないので集中してしまう。それでも助けないわけにはいかない。自分がいかなければ殺されてしまうから」と嘆いていました。
確かにキャパシティを超えての保護だったと思います。環境も悪く、人手もないのでケアも行き届かない、それでも依頼は増えるばかり。さらにそんな状態でも妥協せず里親を厳選していたのですから。当然、代表者の方も疲れきった状態で、前の年には大病を患ったことも伺いました。
小太郎を我が家に連れてきてくれたとき、代表の方に家に上がってくださいとお伝えしましたが、自分は糞だらけですから玄関先で結構ですといって決して上がりませんでした。
そのときに、4匹のワンコと一緒にきたのですが(分離不安のある子や疾患のある子たち)、みんなリードをつけなくても、絶対に代表者から離れず、それでいて私たちが近づくと寄ってきて尻尾をふり、警戒心があるわけではありません。
わんこたちは、代表者の方が本当に大好きなんだなと、信頼関係があるのだなと、強く感じました。
今回の件、確かにわんこの健康面を考えたら保護団体としては失格です。ですが、代表者がまるで虐待するために保護をしているような言われ方には違和感を覚えます。
結果的に、ひどい環境をつくってしまったことは間違いありませんが、虐待を目的として保護活動をしていたわけではないと、私は思います。
愛情だけでは保護はできませんが、少なくともこの代表者さんが、言葉通り身を粉にして活動してくれたことで、助かった命は多くあったと思います。だから不衛生でもいい、ということでは勿論ありませんが、この団体が消滅し、受け皿がなくなることで、今後、この地域の要保護わんこやにゃんこたちがどうなるのか、とても心配です

。
どうしたらいいのでしょうかね。
難しい問題です、ほんとに…。

