今年の暑い夏の盛り、8月はあまり車中泊旅に出かけなかった。
それは、もちろんコロナウイルスがしぶとく猛威をふるっていたことが大きな理由ではある。外出を控え、夫ともどもワクチン接種を受け、2回目はちょっと発熱したりして、おとなしくしていた。おまけに、猫たちも膀胱炎になったり、ちょっと調子を崩していた。
しかし、同じくらい大きな理由は、WIZの車内が暑くて車の中に居られないからでもあった。「冷房ほしいなあ」と思った。夜は別に大したことはない。それは、購入前からの予想通りであった。耐えられないのは昼間である。走行中は良いとして、ちょっとでも停車すると、すぐに車内が灼熱地獄になってしまう。何が困るかと言うと、昼食時が困る。
夜は、しかるべく、RVパークかオートキャンプで過ごせばよいのだが、ランチは、サービスエリアか道の駅で車内でささっと済ませることが多い。しかし、このささっとが、灼熱で、居たたまれない。
これは、誤算であった。
エンジンを切ったらこんなに早く車内の温度が上がるとは。
車内に取り残された子どもが犠牲になる不幸な事故が後を絶たないのが、実感として理解できた。こんなに早いとは、予想していないかった。
で、夏の間は、冷房の効いたリビングで、猫を膝にかかえて冷房付きキャンピングカーのカタログをめくって過ごした次第である。
またもや、「これもいいな」「あれもいいな」と目移りしながら、いろんな車種を物色する。まあでも、ご存知の通り、キャンピングカーというのは大きければ良いというものでもなく、装備充実なら良いというものでもない。冷房をつければ、車体は重くなるし、車内は狭くなる。それをカバーするために、馬力のあるエンジン、大きな車体となると、取り回しが悪くなる。もちろん車両価格も上がるし燃費も悪くなる。
暑い間、ああでもないこうでもないと議論しているうちに、夏が終わって秋が来た。WIZは過ごし易い環境になり、アウトドアで身体が冷えてもFFヒーターがあれば極楽。
かくして、WIZ万歳なのであった。