なんだか息苦しい感じがして、肺潰れちゃったんじゃないかと怯えながら病院へ行き、
レントゲン撮影の結果、案の定、肺は潰れてて、緊急入院が決定!しかも人生初!


前日は注射針の様なもので抜いただけだったけど、
今回は胸腔ドレナージという処置を実施することに。


右の脇腹をメスで2cm位切ったのかな?
その切ったところに、太いチューブを突っ込んで肺まで通して、
胸腔内のエアを強制的に24時間抜き続けるというもの。
抜いた空気は、チェストドレーンバックと言うものに入り、
そこにある水が上下したり、ボコボコすることによって肺の漏れの状況も分かります。

そして、早い人だと3日くらいで肺の穴は塞がるとのこと。



しかし、この処置は局所麻酔を行ったうえで実施するからいいんだけど、
麻酔が切れた時、もう激しく痛かった(泣)


仰向けのまま動けなかったくらい。
勿論、右手も自由に動かせないわ、体も起こせないわ。
痛み止めのカロナールって薬を飲んで何とかなりました。

あと、胸にポータブルの心電図モニターを取り付けて、

左手人差し指にもポータブルの血中酸素濃度モニターを付けました。

それと、胸腔ドレーンに伴う合併症が出た場合、すぐ対処できるようにと、

左手首に点滴が直ぐ刺せるように処置しました。


そんなこんなで、人生初の入院生活スタート。


隣りにはCOPDを患ってるお爺ちゃん。
続発性気胸も患ってるらしい。
独り言がうるさい。


斜め向かいのお爺さんは、
間質性肺炎で、もう良くはならないんだと嘆いてて。


そうそう、病院の食事って不味いって聞いてたけど、結構美味くてびっくり!
味は薄味だけど、なかなか美味しかった。ただ、量は少なめだったね。



総合病院へ着くと、
まず、レントゲンを撮って、肺が潰れていることを確認。

そして、胸腔穿刺なる処置を行いました。
胸に局所麻酔をして、長い注射針の様なもの突き刺して、そこからエアを抜くというもの。

因みに、この処置は殆ど痛くなかったな。
どの位抜いたか分からないけど、この処置を実施してもらったら大分楽になりました。

意識もハッキリしてるし、歩けるしってことで、この日は自宅へ。
次の日、肺の状態の確認するから、もう一度来るようにとのこと。

運命は明日・・・(怯)
症状は良くならないどころか、悪化する一方で。

ひどい息苦しさは勿論の事、
階段を上がるだけで、心臓が破裂するんじゃねえかっつーくらい、動悸息切れが酷くなって。
仕事前にラジオ体操やるんだけど、ジャンプすると必ず咳込んじゃってね。

これは絶対に呼吸器の問題だろうと、この日も半休貰って、呼吸器科を受診。
行くまでの道中、
「COPDなのかな(怯)この歳でボンベ持ち歩くのは嫌だな(泣)」
等々、よかなぬことばかりが脳裏をよぎってました(泣)

診察室にて、医師より、
「整形外科で貰った痛み止めの薬が、喘息発作を起こしてるのかな?」
なんて言われて。

しかし、肺活量を測ったら、約2000㏄しかなくって。
念の為に持って行った、半年前に行った成人病検診の結果票の肺活量は4500㏄。
半年でこんなに下がる訳ない。これはおかしいってことで、レントゲンを撮って右肺の気胸と判明。

「死ぬとこだったよ!いやー危なかった!右の肺が完全に潰れちゃってるよ。気胸だよ。」
「病院紹介するから、急いで救急外来で行って入院して手術して!」

と先生に言われて、素でビビってね。

早い話が、右の肺に穴が開いて肺がパンクしちゃってる状態。
素人目でレントゲン写真を見ても潰れちゃってるのが分かったわ。



病名が分かれば、あとは早いもんだよ。
会計もさっさと済ませてくれて、
看護師さんがタクシー呼んでくれて。

そして、大きい総合病院へ行きました。

長くなったので続きは後程。
朝、会社へ行き、仕事前にタバコを吸おうとした瞬間、
背中からみぞおちにかけて突き抜けるような、激痛が走ってね。

その痛みは30分位で収まったものの、
今度は変な息苦しさを感じるようになっちゃって。

同僚は
「ぎっくり背中じゃないの?
整形外科で診てもらってきたらいいよー!」

と言うわけで、午後半休を頂き、自宅近くの整形外科へ。

この整形外科は、正確には、「○○○整形外科内科」
という、内科も診ている病院だったので、もし内臓に何かあった場合でも大丈夫だと、
そう考えて受診しました。

診察の結果、レントゲンを撮影して、骨にも内臓にも問題なし。
『背中は疲労性の筋肉痛で、胸が痛くなったのは、背中から来る胸の神経を刺激してるからだろう。』
ってことでした。
取り敢えず、内臓じゃないことに一安心。
そして痛み止めを処方してもらって、何日か飲んでりゃ治るだろうと、
この時は、軽く考えてました。

しかし、医者って大概は聴診器当てたりするだろうけど、この医者は聴診器あてなかったね。
この時当ててくれさえすればって思ったのは、一週間後・・・。