長男はLGBTQ +のFTM(女性から男性)です。
カミングアウトしてくれた時
生きて居てくれた事に安堵し、息子を思わず抱きしめました。
『当事者の母』という事で、性別違和に悩んでいる親子さんへ
私の見て来た息子の様子を、お話するテレビ取材を受けさせて頂きました。
ディレクターさんと打ち合わせの折、私が偶然見た『親子関係』の番組が
同じディレクターさん取材と判り『生きる事』に真摯に向き合われて居る方で良かった
と、おこがましくも後日取材をして頂くことに。
撮影終了後、ディレクターさん方が
『今、本当に小中高生の自殺が多いんです』と一言
打ち合わせ時私は、ここ迄の真意を理解出来て居ません。
恥ずかしながら、ディレクターさん方が教えて下さる迄
『小中高生の自殺が多い』事を知りませんでした。
私の両親に長男の事は伝えて居ない事
私自身が顔を出すのが恥ずかしかった事もあり
『顔を出すか隠すか、ご自身で決めて下さって結構です』
とディレクターさんに仰って頂きました。
自分の身辺のことばかり考えていた自分が恥ずかしくなりました
何処の誰か解らないより、こんな顔でも
『悩まれて居る当事者、親御さんに、温度が伝わるのであれば』
父にバレたらバレただ、と腹を括り
『顔は隠さず使って下さい』と返答しました。
(恥ずかしさは未だに有ります)
ディレクターさん曰く『遺書』が無く『親御さんにも思い当たる節がない』
という事が多々あるらしいのです(ブログを始めるきっかけになりました)
LGBTQ +認識は広がって居ても
当事者さんは本人は『一番身近な人に話せない』という
状況、環境に身を置いていらっしゃる方が、まだまだ多いのかなと想像しました。
(環境は整って居ても、自分の意思で言わない選択をする方もいらっしゃいます)
『遺書が無い』=『LGBTQ +』では無く、可能性は否定出来ないと思いました。
休み明けの『自殺』が多いと聞いた事が有り
もうすぐ冬休みに入るので投稿させて頂きました。
この数字が少しでも減るのなら、私のおバカ振りを曝け出すなど、お安い御用
私は活動家では有りません、子供を持つただの親です。
放送日、父にバレない作戦成功