赤目四十八瀧心中未遂 | Satan Always Calls Collect

赤目四十八瀧心中未遂

赤目四十八瀧心中未遂
ー車谷長吉


最初に読了したのが21か22歳の頃。
2度目はちょうど30歳の頃。

この本のすごいところは
情景が匂い立つんだよ。
1ページ1ページ、噎せ返るような
匂いが。多量の湿気を含んだ匂いが。

焼き鳥のタネをプツプツ串に打つ描写とか、血の匂いまでリアルに想像できる。

男と女の情念はやはり、けぶってるくらいの
視界の悪い、頭の重い想いがあるべきだね。

本当に

情念。

その一言に尽きる。
ちなみに写真は赤目四十八瀧。
三重県にあります。いってみたい。