『再犯率と薬物』について、昨今、犯罪率は軒並み人口減少と同じ様に下がっているが出てきてもまた犯罪をして刑務所の中に服役する人々は横ばい傾向にある事を皆さまは、知っているだろうか。
この上のグラフは、法務省が発行している犯罪白書の最新版より抜粋したものになる。(犯罪白書をお読みになりたい方は法務省のHPに無料で載っています。)この有前科者率28,9%というのが再犯率のことである。この再犯者達を更生させていくのが次の課題である。話が逸れてしまいましたが、今回『再犯率と薬物』という形で書かせて貰おうと思った理由は、上のグラフの同一罪名有前科者率15%つまり、同じ事をして逮捕された人の割合を示すものである。この15%でも多いと思う。これが、覚せい剤取締法違反の再犯率になると65,8%となる。2人に1人が再犯者という事になる。またこの率は、犯罪率と反比例する様に上がっている。その事は下のグラフを見ていただけるとわかるだろう。
政府もこれに対し平成27年,法務省と厚生労働省は共同で「薬物依存のある刑務所出所者等の支援に関する地域連携ガイドライン」を策定し,薬物依存者のうち保護観察付全部執行猶予者,保護観察付一部執行猶予者及び仮釈放者を支援対象者として,都道府県や医療機関等を含めた関係機関や民間支援団体が緊密に連携し,その機能や役割に応じた支援を効果的に実施できるよう基本的な指針を定め,28年度から運用を開始した。これはまだ効果があるかわからないが官民連携して生活の安定、カウンセリング等をする事で再犯率は下げられると考えている。なぜかというとアメリカのある刑務所において行動療法等による治療によって再犯率が75%から34%に下げることに成功したと聞いたからである。
ただ、心配な点がある。それは覚せい剤取締法違反の刑期である。
皆さんは覚せい剤取締法違反の刑期がどれくらいか知っているだろうか。
私も気になって調べてみたが初犯であれば、懲役1年6か月程度で執行猶予が3年というのが量刑相場となり、再犯の場合、実刑となるためすぐに服役することになってしまいます。2回目、3回目の場合は、懲役2年前後の実刑余りにも短いと思いませんか。
初犯なら懲役1年6か月程度で執行猶予が3年でも治療やカウンセリングの継続等の支援と自分の意志で何とかなると考えているが、数回使う人は懲役2年前後の実刑で辞めるとは思えません。それが再犯率65%の意味なんではないでしょうか
上の図にも入所者の割合から行っても複数回の再犯を犯す事が顕著に現れているように再犯を犯す人間には、短すぎるのではないだろうかと思えてならない。2回目からは5年単位で長期的な治療を行いつつ社会復帰に向けた生活を模索する必要があるのではないだろうか。それにより再犯しなくなるのであれば、多額の費用がかかる刑務所に入れる意味があると私は考える。
お久し振りです。少しづつではありますが又書いていこうと思うのでよろしくお願いします。何かありましたら書いて頂けると幸いです。


