数日前に日本に帰ってきた。暑い！！！
しかし、実家の妹も、福岡の息子も、「ここ数日はうんとしのぎやすくて気温も低い」というのである。
どうやら今日本は「梅雨」ということで、気温は低いんだそうである。
しかし、イギリスでは毎日16度ぐらいだったので、そこから30度前後の日本に来ると、これはやはり「暑い！！！」となるのである。
昔は、梅雨は6月だった。それが今は7月にもつれ込み、きっと猛烈に暑くて短い夏がこれからくるのであろう。
イギリスではなんだかきちんと夏が来ないうちに、もう秋風が吹いているような風情だったが、私が夫に「もう、夏は終わったんだね、この国は…」と淋しそうに言うと、「イギリスでははっきりした四季はないと思った方がいいよ」と言われる。
そうはいっても、いつも6‐7月中に30度を超す日が何日かはあって、ニュースでは「ヒートウェイブ！」と大騒ぎするのだが、今年はまだそれがなかった。
ところで、我が家の庭だが、私が帰国してくる数日前から、またナメ〇ジがゾロゾロ出てきて、毎朝袋にたくさん捕っていたのだ。おお嫌だ嫌だ…。
夫に、「私がいない間、ナメ〇ジ取ってくれる？」と聞いたら、No！と即答があった。触るのも、見るのも、話題にするのもイヤだそうである。私だってそうだよ…。
だから、せっかく咲き始めたポピーも、寄せ植えにしてあるペチュニアも、きっとこれから無残に食われてしまうんだろうなあ…と、ため息をついていたら、今朝夫から写真が届いた。
私が英国を去る2日ほど前からぽつぽつとつぼみが開いていたが、雹が降ったり豪雨があったりして、花はあっという間に傷んでしまっていた。
ちゃんと綺麗に咲いたじゃあないか！
そして、背景には、Love in the Mistのつぼみがだいぶ膨らんできている！
そして、猫は…。
夫、「君がいなくなると、急にミイナは僕になつくんだよ。 ほうらね。」と得意そうである。
そして、白いレースのテーブルクロスの上にどっかり座って眠るミイナ…。あ～あ、汚い足で登っているに違いない。これもあっという間に汚されるな。
日本と違い、英国の庭は雨が多いので、泥で汚れた足で部屋に入ってくるミイナである。まあ、仕方がないか…。
福岡に来て、さっそく息子においしいお寿司屋に連れて行ってもらった。やっぱり、日本はおいしい！
昨日は日本は祝日だったが、英国では勤務日なので、ちゃんとリモートワークを行った。 こちら時間の午後1時から9時までをリモートワークの時間にあてているのだ。
今日は、仕事ではメンタルヘルスのトークイベントがある。英国でも、皇太子と皇太子妃のキャサリンがメンタルヘルスのチャリティの主催者になっているが、国民の中のメンタルヘルス問題の大きさを認識しているということを、ロイヤルファミリーが示す意義は大きい。
日本でもうつ病や統合失調症といったメンタルヘルス問題を抱える人口は無視できない率で存在し、それを抱える家族もまた苦しんでいる。その対応を個々人に任せることなく、国の政策として予算を組み、困難を抱える人たちを支えるシステムを構築することが喫緊の課題ではないか、と思うのである。
児童の登校拒否、学習障害問題から、虐めや孤立、虐待、ハラスメント、就労問題、そして犯罪など、メンタルヘルスが関わってくる問題はおろそかにできない分野だと政治家も認識しなくてはいけないだろう。
日・英の若い研究者たちがどのような発表をしてくれるのか、実に興味深いものがあるのである...。