業務改善のプロが目指す、新しいPTAの形

業務改善のプロが目指す、新しいPTAの形

毎年春になると盛り上がる根深いPTA問題。
その根本的な解決はみんなが進んで集まる魅力的なPTAに生まれ変わる以外に方法はないのだ

「任意団体だから加入は自由!」そんな何も解決する気がない、知ったかぶりで思考停止のおバカさんには理解できないから見なくて結構。
何が問題なのか、どうずれば解決できるのか?、そんな人に届けたい。
無理なく無駄なく、行列のできるPTAを全力で考える。

幼稚園から高校までPTAを渡り歩き、カイゼンを続ける最強学歴エリート。
毎年春に盛り上がるこの根深いPTA問題の根本的な解決はみんなが進んでやりたくなるPTAに生まれ変わる以外にないのだ。

発想の転換とデジタルツールを活用すればほとんどの問題は解決できる。
「今までこうしてきたから今年もそうしなきゃ」この悪しき前例主義が問題の根源であることに気づきながらも、新しい方法が分からない、考えるのが面倒くさい、だから同じことを続けている。
そんな人があまりに多い。

でも大丈夫。自覚があるなら、あなたにはPTAを変える資格がある。
-

PTAの役員決めの季節がやってきましたね。今年も役員を引き受けてくださった皆さん、本当にありがとうございます!お茶でも飲みながら、ちょっとホッとできる時間があればいいですね。🍵

ところで、みなさんは「役員が決まったのに、周りにはまだ言わないでね」と言われた経験はありませんか? たとえば、「来年度はあなたに本部役員をお願いしたい」と内々に打診され、「でもまだ正式発表前だから、他の保護者さんには話さないでね」と念を押される……。さらに驚くのは、現役の役員さんが「来年は退任します」ということさえ、しばらく秘密にされていることもあるんです。

「秘密主義」という不思議な慣習

私は10年ほど前、本部役員に誘われたときに同じように言われました。「どうして隠さなきゃいけないんですか?」と素直に聞いたところ、返ってきた答えは「昔からそう決まっているから」。それだけでした。

これ、ちょっと不思議だと思いませんか? 役員を引き受けるのは立派なことなのに、なぜこっそりと? まるで悪いことをしているみたいですよね。

実はこの「秘密にする」という習慣、調べてみると昭和の頃から続いているようです。当時の学校現場では、人間関係がとても複雑で、「あの人が役員なら私はやりたくない」「あのグループと一緒になるのは嫌」など、細かい人間模様がたくさんありました。そのため、誰が役員になるかを事前に漏らすと、トラブルのもとになると考えられていたのです。

時代の変化と情報のミスマッチ

でも、今の時代はどうでしょうか。共働きの家庭が増え、保護者同士が学校行事以外で顔を合わせる機会も減りました。人間関係はむしろシンプルになっています。「あの人がやるなら……」と気にするより、「誰かが引き受けてくれて助かる!」という気持ちのほうが大きいはずです。

むしろ秘密にされていると、「来月の行事、どう準備したらいいんだろう?」と相談したいときに「でもまだ話せないから……」と歯がゆい思いをすることもありますよね。今はメールやグループチャットで情報共有するのが当たり前。秘密にしていると、必要な連絡が遅れたり、準備が後手に回ったりして、かえってみんなが困ることもあります。

「思考停止」がルールを縛る

「これまでずっとそうしてきたから」という理由だけで、
今の私たちに本当に合っているかを考えずにルールを守り続ける……。
これが「思考停止」です。

思考停止とは、自分の頭で考えることをやめてしまうこと。たとえば、レシピ通りに料理を作るときは便利ですが、材料が足りなかったり、家族の好みに合わなかったりしたときに「レシピに書いてあるから」と何も変えられなかったら、おいしい料理はできませんよね。PTAも同じです。「決まりだから」と何も疑わずに続けると、どんどん参加しづらい組織になっていきます。

小さな疑問が組織を変える

でも大丈夫。変えるのは難しくありません。「このルール、今の私たちに本当に必要かな?」と一歩立ち止まって考えてみるだけ。たとえば、「役員内定を秘密にする」代わりに、「5月から新役員として活動を始めます。4月は現役役員さんと引き継ぎ中です」と事前に伝えておけば、保護者同士の信頼も生まれますし、相談もしやすくなります。

小さな疑問から始めてみましょう。
「なぜこのルールがあるんだろう?」
「これを変えたら、どんな良いことがあるかな?」

たったこれだけで、PTAはもっとオープンで、気軽に参加できる場所に変わっていきます。役員活動は「やらされ感」ではなく、「みんなでつくる楽しさ」であふれていたほうが、きっと誰にとっても心地いいはずです。

思考を止めずに、一歩踏み出す勇気。
それが、PTAを「参加してよかった!」に変える第一歩です。

古い慣習にとらわれず、私たちの時代に合ったPTAを、少しずつでいいから自分たちの手でつくっていきませんか? 一緒に、もっと軽やかで温かいPTAを目指しましょう!🌬️✨

参考にした記事はこちら