私は現在鍼灸師を目指して今年から学校に通い始めた。解剖学や東洋医学、はりきゅう理論、経絡経穴、からだの仕組みなど目下勉強中である。
そんな中、健康について正しい知識を学ぶたび、
世の中のインスタントな健康法や、ダイエット法について色々考えさせられる。
体の栄養は糖質、脂質、タンパク質で
それらを材料にATPというものが作られるんだけど、この三大栄養素が無いと体は栄養を補給したり、活動したりできないわけで、もちろん血液だって上手く循環しないだろう。
糖質制限、脂質制限は痩せると思う。
だって栄養になるものが作られなくて体に貯蔵してある分が減っていくよなぁなどと考える。
他にも栄養素はたくさん必要だけど、
この最低限を制限するのはちょっと危険な気はする。
タンパク質を取っていればいいという、安易なものではないんじゃないかな。
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自分のカラダを自分で理解してメンテナンスができたり、健康を保つ知識をつけたり、それによって
患者さんも治療ができ、元気になれる手助けが
できる仕事なんて、とても素敵だなと思って
鍼灸師の道を選んだ。
西洋医学は必要だけど、検査を受けても異常がない。なんて事はよくある話だ。
薬を飲んで一時的に良くなったとしても、
また繰り返す事もあるし、よくならないままな事もあるだろう。
受診する側は病名をつけてもらった方がむしろ
安心するのかもしれない。
だけど、例えば胃の調子が悪い、腰も痛い、目の調子も悪い、なんだか毎日だるい。など、、、
こんなのそれぞれの科を受診しないといけないじゃない。
でも鍼灸だとこういうのは全般的に網羅できたりする。自律神経系にも強い。
明らかな外傷は治せなくても、痛みを緩和する事もできる。
実際自分が治療を受けてあらゆる症状を治してもらったので、鍼灸の可能性の広さに魅せられてしまった。
初めて鍼治療を受けた時に一本うたれた瞬間
体がふわっと緩んだあの感動が忘れられない。
色んな流派があるけど、
私は整動鍼しか基本受けたくはない。
そんなこんなで毎日勉強に励んでいる。