朝起きたらお腹の痛みも胃痛もマシ。

結局4時間くらいしか眠れない夜を過ごしました。


あんなに胃が痛かったにも関わらずお腹が空いていたので、ちょうど配られた紅茶を一口飲んでトーストをかじろうとしたところ、”ちょっとそのトースト待って!!”と言いながらドクターが訪ねてきました。

結局出血量が少なく、ナースも内容物を確認できなかったとのことでもう一度エコーをすることに。


結果、胎嚢さんも内容物もまだしっかり残っていました。

わたしの体、どれだけ留めておきたいんだっていう頑固さで、ドクターもちょっとビックリしてました。
ちなみにこの薬で流産が進まない人は全体の5%ほどらしく、わたしってなんて妊娠に関して運が悪いんだろうと、もう笑うしかありません。



もうこれだと後どれくらいかかるかわからないので、結局掻爬手術をすることに。

マスクから麻酔ガスを吸って意識がある中での手術と、以前のように全身麻酔での手術と選ばせてくれました。

ガスを吸っての手術は痛みは少しあるけど、全身麻酔をしないだけ体の回復が早くて済み、しかも手術室を待たずに病棟と同じフロアにある処置室でできるのですぐにでも処置可能という利点があります。
子宮への負担とリスクや、処置自体はERPCといって掻き出すのではなく掃除機みたいなので吸い出す方法で全く同じとのこと。

旦那さんと一緒にだいぶ悩みましたが、やはり処置中に痛みを感じるのは今後のトラウマになる気がして、全身麻酔での処置を選びました。



手術が行われたのは結局夕方の5時頃。

2日間寝不足が続いたのと、前日の夜から紅茶少ししか口にしていないのもあり、麻酔から覚めるのに時間がかかって、ナース達にだいぶ心配されてしまいました。

夜8時頃に目覚めた時には腹痛も出血もほとんどなく、本当に処置終わったのかなと、よく分からない感じで涙は出ませんでした。


手術自体は上手くいったとのこと。
前回の手術で取り残しがあり感染症にかかってしまった前例があるので、手術中もずっとエコーを通して確認しながらの作業をしてくれたそうです。

染色体テストに送る内容物もちゃんと取れて、その結果は6週間後くらいになるとのことです。


よかった。



その日はもう遅かったし大事を取ってまた1晩病棟で面倒を見てもらうことになりました。

夕飯の時間はとっくに逃してしまっていたので、旦那さんが持ってきてくれたサンドイッチやフルーツを食べて、その夜はさすがによく寝ることができました。



翌朝にはまたドクターが様子を見にきて退院許可をもらったので、旦那さんが迎えに来るのを待って、お昼過ぎにやっと自宅に帰ることができました。


結局3泊4日もの入院生活。
心身ともにとても疲れました。


とにかく内容物を染色体テストに出すというミッションはできたようなので、ホッとしています。