再び、ロープウェーで山を降りてから次は近くに
乗り場があるチェアリフトで向かいにあった山の頂上へ。
向かいから見ていると、リフトの終点から山頂までは
ずいぶん歩くように見えましたが、それほどの距離でも
なく一安心。高低差もほとんどなく、ちょっとしたハイキング
というかんじ。
こちらの山にはボードーという巨人から逃げるために
プリンセスが白馬に乗って逃げて来た時の馬の蹄跡が
残っていると言われています。ボードーは渓谷に落ち、
プリンセスは助かりました。ここから、川の名前がボーデ川
と呼ばれるようになったということです。
蹄跡は大きさ40cmくらい。前日の雨が溜まっていたので
写真にはきれいに写っていませんが、なるほど、馬の
蹄鉄の形をしています。
普段、スキーではリフトで山を降りることはないので
下りの方が怖い感じがしましたが、良い天気で遠くまで
見渡すことができました。
ふもとでは、ミニゴルフや小さな遊園地があり、にぎわって
いました。その中でも、この日にオープンしたばかりの
遊び場がこちら、木々の間に作られたアスレチック。
日本の公園などでもあると思いますが、こちらは高さも
あり、命綱もついたかなり本格的なもの。スイスイ進んで
行く人が多いのですが、様々なタイプの揺れる吊り木は
不安定ですごく難しそうです。その割に多くの人が挑戦して
いました。道行く人が大勢見守る中、みんな頑張っていました。
ターレは小さな街ですが、見どころいっぱいで、今まで知っていた
ハルツ山地とは違う表情を見ることができ、楽しい日でした。