病院の駐車場の車の中、元夫に電話をかけました
元夫とは大きな喧嘩別れをしたわけでもなかったのですが、離婚した後は一切関わることなく過ごしてきたので、電話をかける前はとても勇気がいりました。
ぽっぽ「もしもし…」(すでに泣き声)
元夫『どうした? 何かあったか?』
ぽっぽ「実は…健康診断にひっかかって精密検査受けたらガンだったよ。私にもしものことがあったら息子のことをお願いします」
(…今思えば、亡くなった後のことじゃなくて入院する間に何かあれば息子を助けてあげて欲しいって言えばよかったなぁ。この時はもうすぐ私は死んじゃうんだっていっぱいいっぱいになってました)
私がそう言うと、元夫は自分に出来る事があればなんでも手助けする。今は自分を治療することに専念してくれればいいと励ましの言葉をくれました。
お恥ずかしい話ですが毎月カツカツで生活していたので、正直これから先いったいいくら必要なんだろう、とお金の不安が大きかったのですが、大金じゃなければお金も貸せると言ってくれました。
元夫からお金を借りることはありませんでしたが、借金するくらいなら俺から借りた方がいいって言ってくれたことを(ありがたいなあ)と思ったことは今でも覚えています。