3回目の移植(4AB)で初めて陽性判定をもらえて妊娠できたのですが、当初からHcg低め、胎嚢小さめ→胎嚢空っぽのまま胎芽、卵黄嚢、心拍は確認できず稽留流産となってしまいました
確定診断から1週間半の間を置いて、9w1d(BT45、Day63)に手術。
ただ、確定診断の翌日から身体も空気を読んだのか茶おりが出始め、日増しに量も多くなり、手術数日前には少量の薄い鮮血も混じり始めたので、持ち堪えてくれるかヒヤヒヤ過ごしました
生理が来そうなお腹の痛みはなし。
お腹の中は居心地微妙だったかもしれんけど、ベビーも手術日までよく頑張って持ち堪えてくれました
手術の前日24時で食事ストップ。
当日は朝7時までOS-1を決められた量飲んで、朝一でクリニックへ。
手術日の先生はご指名できなかったのですが、N川先生に呼ばれました。
前回、手術の説明で看護師さんに「前処置のラミナリアが怖いです…」と雑談でぼやいてたのがカルテに引き継がれてたのか、先生が開口一番
「ネットの情報見ちゃった?」と聞かれ、一瞬ポカン( ゚д゚)となったけど、あっ看護師さんとの雑談も引き継いでくれてたのかな!?と思い、なんか手術の話だけ淡々とされるんじゃなく他愛ない雑談をはさんでくださり和やかな雰囲気に、一気に緊張で塞いでた気持ちがほぐれました
ネットの体験談情報だと、皆さんラミナリアは酷い生理痛みたいな痛さと書いてたので相当ビビってたけど、
先生「あなた採卵も無麻酔でやれてるじゃない 痛くないと言えば嘘になるけど採卵耐えられたなら大丈夫だし、前処置耐えられなかった人はいないから大丈夫!」と励まされ、内診台へ。
エコーで診た胎嚢は22.1mm、前回とほぼ変わらず。
せめて遅れて何か見えてほしかったけど、中身も空っぽのまま
前回と変わりないので予定通り手術進めます、となりました。
ラミセル(ラミナリアのようなものらしい)を入れる処置は、実際はそんなに痛くなかったかも…?
(前院で子宮内膜炎検査とかEMA・ALICEの削られるほうが辛かった)
でも、初めてでビビり散らしてた私は、恐怖のあまり過呼吸気味に…
先生も看護師さんも終始気遣ってくれて、看護師さんがカーテンのこっち側来てくれて身体さすってくれたり、先生も「まだ痛い事しないからね」と逐一声掛けてくださり…結局、決定的な激痛ないまま前処置終了
身体に何か入ってる感じもなく、普通に動ける状態でした
そして、ベッド付き個室で2時間ほど待機。
採卵時の個室はもっと小さめだったので、この大きな個室はVIPなのかなと勝手に思ってたけど、辛い処置をする人のリカバリールームだったんだと気づきました
同じくVIP個室に入っていくお仲間さんも見かけました。
ラミセル入れた後、拡張して段々激痛来るのかなと怯えてたけど、結局最後まで何の違和感も感じないまま、手術に呼ばれました
はぁ…ついに手術室に来てしまった…。ついにお別れか…
内診台に乗り、両脇で看護師さん達がテキパキ着々と準備されて…
まな板の鯉…手足も胴体も拘束され、恐怖はMAX
手術は別の初対面の先生でした。柔和な雰囲気で「何も痛い事、怖い事ないですからね」と言ってくださり、怖い先生じゃなくて良かったと思いました。
そして、気づいたら麻酔で眠ってて、手術完了してました
10分間くらいだったそうです。ちなみに掻爬ではなく吸引手術です。
目が覚めた直後は少し吐き気がして、お腹は重い生理痛の痛み…
吐き気は内診台で数分休んだら治まりました。
看護師さんに支えてもらいながらリカバリールームへ。
1時間はまだ麻酔が切れてないからと絶飲食のまま、眠ってました
そして、看護師さんが様子を見に来てくれて、軽食のパウンドケーキとお水を持って来てくれました
この頃には重い生理痛みたいな鈍痛も治まってました。
出血は軽い日ナプキンで足りるくらいの少量ありました
その後2、3時間リカバリールームで休んで、術後の先生のお話へ。
手術も経過も問題ないそうです
抗生剤、子宮収縮薬、ロキソニンが処方されました。
子宮収縮薬は痛みが強く出るようなら適当に省いてもらっていいとの事でしたが、私は特に辛い副作用は感じず。
それにしてもすごい色 誤飲とか悪用を防ぐためなのかな
手術の内容物は、希望すれば見せてもらえるそうです。
私は赤ちゃんの姿を一目見たくて、前回の術前説明時に看護師さんに希望を伝えてました。手術当日も念のため、お話したスタッフさん何人かにお願いしたけど、前回からちゃんと意向を引き継いでもらえてました
本当にありがとうございます
それで、ホルマリン漬けのボトルに入った内容物を見せて頂きましたが、思った以上によく分からなかった…
残念ながら胎嚢は分からなかったけど、絨毛はコレ!と説明されました。
胎児の染色体検査は出来ないけど、胞状奇胎とか異常なかったかの顕微鏡検査には出してもらえるらしいです(結果は2、3週間後)
小さすぎて目に見えない卵子や精子から始まり、こんなに絨毛とか出来て根を張ってたんだというのが生命の神秘で、畏怖感もあります
少しの間でも頑張って育ってくれた姿、確かに存在してくれた証…しっかり見届けられて良かったです
流産手術日のお会計は、保険診療でお薬・検査代諸々含めて12,000円程でした。
初めての流産、先も見えず不安と恐怖だらけでしたが、先生や看護師さん達の気遣いが神すぎて無事乗り切る事が出来ました
といっても、もう絶対に繰り返したくはないですが…
仕事とはいえ、心身弱ってる人に対しての自然な気遣い…
そしてプロフェッショナルな動き…
普段、自立した人間同士お互いに弱みは見せない借りも作らない、みたいな社会で生きてるので、心に沁みます
私もあんな風に気遣い出来る人になりたいけど、なかなか、、、(笑)
流産後、次の生理の目安は、手術から大体30~40日後だそうです
というわけで、短かった初めての妊娠期間が終わりました。
胚移植が月初で、そのカードの支払いが翌月末なので、何もかも終わった後に諸々の移植周期の料金を払うという…鬼つらい
でも仕方ないね!この子は、私でも妊娠できると教えてくれました
あと、抜歯も予定通り実施できる事になりました
手術からまだ数日、少量の出血が続いてます。
排便時に生理時みたいな内膜症の引き攣れるような排便痛あり
腸と子宮また癒着してきてるのかな
子宮?に動きがある時この痛みがあるから、将来出産する時も内膜症の激痛あるのかなてか、出産する日なんて来るのかな…
ベビーとお別れの日までは、初期の流産だから仕方ないという気持ちと、精一杯に頑張ろうとしてたこの子の可能性を潰したのは自分なのではという気持ちを行ったり来たり…
朗報の時は本当に嬉しかったけど、結局また駄目だったと分かると、私はこうして生命を何度ももてあそんでるのではという罪悪感にも襲われました
いや、精一杯頑張ってる張本人だし、そんなわけないはずですが
転職活動は、志望業界がはっきり固まり、最も志望度が高い1社に応募しました
エージェント経由と直応募の選択肢があったけど、エージェント経由だと採用が決まったら企業側に数百万の手数料が発生するから、直応募のほうが通りやすいかと思って直応募にしました
でもエージェント経由のほうが面接対策とか、ゴリゴリに売り込んでくれたりとか、面接苦手な私には必要なサービスだったかもしれないな
どちらがいいのかは分かりません
というか、超有名企業だし自分よりもっと優秀なキャリアの人来るだろうし書類落ちだろうな…
こんな感じで、ウジウジしつつ前に進んでます
今日はめっちゃ長い記事読んで頂き、本当にありがとうございます
皆さまも良い週末を