17日のSonicBrew、18日のカフェ・ど・宮前。
2日間続けて行われた一宮のライブは
初日をピアノ編、2日目をギター編として行われた。

SonicBrewでのピアノスタイルのライブには
日頃カフェ・ど・宮前のライブでpop popを見てる人も訪れた。
初めて見るピアノスタイルのライブに驚きながらも
Emilyの歌とYasakaのピアノに心地良く身をまかせていた。

この日は久しぶりにEaglesの「Love will Keep us alive」がアレンジを変えて演奏された。
以前はギターと二人のハーモニーが中心だったこの曲は今回のライブではぐっとテンポをおとし、深みを持ったピアノアレンジに生まれ変わった。リハーサルではYasakaがEmilyに自分の描いたイメージを説明し、何度かEmilyがそれにトライしてできあがった。
たとえその日思いついたアレンジでもどんどん形にしていけるのはデュオというスタイル故の自由さならではだろう。


翌日のカフェ・ど・宮前ではちょっとしたアクシデントがあった。

6曲目の「Come together」の演奏中にYasakaの弾くLivの弦が切れた。
なんとか曲は最後まで弾き終えたものの、代わりのギターは持ってきていないし、弦を張り替えている間、ステージの流れは中断してしまう。それに張り替えてすぐに弦のチューニングが安定するというものでもない。
Yasakaは客席にいた他の出演者に「誰かギター、借してもらっていい?」と声をかけた。

すかさず、ある男の子が「オレの使ってください」と
自分の持ってたギターを貸してくれた。
彼は兄弟で日頃一宮の駅の前でストリートライブをしている男の子だった。
Yasakaは彼のギターを借りてライブを無事終える事ができた。

ステージを終えて、彼にYasakaはお礼を言った。
彼は笑顔で「いいっすよ」と言いながら
pop popの演奏を見てすごく感動した事を伝えてくれた。

他にもこの日の出演者達(いずれも一宮駅のストリートでやってる子達だ)から二人は喜びの声を聞く事ができた。ギターを貸してくれた子は「オレもなんかすごく音楽がんばろうって思いました」と熱く話してくれた。

「来月もまた一宮に帰ってくるから、また会おうね」と約束して
pop popは一宮の街をあとにした。

=== SET LIST ====================================

 ー9/17 Sonic Brewー
  1.Woo Baby Baby
  2.Ol' 55
  3.After the gold rush
  4.Don't Let me Be Lonely tonight
  5.Arthur's Theme(Best that you can do)
  6.Love will keep us alive
  7.Take it to the limit
  8.You make feel me brand new
  9.Time After Time
  10.No Woman No Cry
  -encore-
  Will You Love Me Tomorrow

 ー9/18 カフェ・ど・宮前ー
  1.In My Life
  2.Turn Me On
  3.Wonderful world
  4.The weight
  5.Long Black Veil
  6.Come together
  7.Don't Know Why
  8.Heaven
  9.What's Going On
  -encore-
  Let it be me

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