福島第一原発事故以来日本にはやみくもな原発アレルギーが蔓延し、「原発=危険=中止」という三段論法でとにかく原発反対ということになっている。
野党勢力や小泉前総理、左翼等が唱える「原発即時廃止」は誠に愚かな考え方である。
将来、より安全で経済的かつ効率的な発電方式が実用化されれば「原発は廃止されるべき方式」だ。
使用済燃料処理費用、既存原発撤去費用、原発設置地域住民への様々な補償費用等の捻出や、年間四兆円にも上る余分な火力発電燃料費の節約、代替エネルギー開発費用等を捻出するためには「現状で使用可能な安全性の高い原発の再稼働による諸費用捻出は消極的にでもどうしても必要」なことだと思う。
原発をこのまま中止すれば上記費用は全て電気代値上げと税金値上げという形で国民負担増となり日本の経済成長の妨げとなる。
ひいては国力の減退から福祉その他の主要財源切り捨てなど様々な悪循環の原因となる。
原発といってもいろいろな種類が有る。
大きく分けると沸騰水型、加圧水型の二種類に分けられるが、熱交換と冷却に海水を使うためどうしても海浜設置とならざるを得ず、津波の影響を受けやすい。
沸騰水型は水を直接燃料に触れさせて高温蒸気を発生しタービンを回す。
発電効率は良いが放射性物質拡散や炉心損傷によるジルコニウムー水反応発生に水素よる爆発の危険性が高い。水素爆発事故を起こした福島第一原発はこの方式だ。
加圧水型は沸騰蒸気を熱交換して出来た蒸気でタービンを回す方式。
発電効率は落ちるが沸騰水型と比べると危険性は少ない。
さらに現在実証確認中の高温ガス型原発は水を使わないので山間部への設置が可能なため津波による被害には遭わない。
また全電源停止などの場合も自分で勝手に冷温停止するためきわめて安全性の高い原発と言える。
今後はこのような原発も併せて代替エネルギーとして開発を促進すべきだろう。
http://www.sankei.com/life/news/140825/lif1408250026-n1.html