「私って、見返りを求めている人だったのかな。」
ある出来事があって、そんなことを考えました。
その方とは、これまで何度もタロットを弾きながら、相談に乗ってきました。
その方の悩みに耳を傾け、私なりに心を込めて向き合ってきました。
だからといって、「同じことを返してほしい」と思っていたわけではありません。
とあることで、相談したいことがあり、会うことになりました。
だけど、私が相談したときに返ってきたのは、私の気持ちに寄り添う言葉ではありませんでした。
どこか呆れたような表情で、私の話を聞くというより、「それはこうだから」と正論を伝えられているような感覚。
早く終わらせたいような空気も感じました。
その瞬間、同時に腹が立ちました。
「私はあれだけ向き合ってきたのに。」
そんな気持ちが何度も頭をよぎりました。
だけど、一人になり、ふと思ったんです。
「私って、見返りを求めていたのかな。」
でも、しばらく自分の気持ちを見つめていると、答えは違いました。
私が欲しかったのは、お返しではありません。
同じだけ時間を使ってほしかったわけでも、
同じように何かをしてほしかったわけでもありません。
ただ一つ。
私のことも、大切に扱ってほしかった。
困ったときには話を聞いてもらいたかった。
正しい答えを教えてほしかったわけではなく、まずは「そんなふうに感じたんだね」と受け止めてもらいたかった。
その思いやりが欲しかっただけだったんです。
そして今回の出来事で、もう一つ気づいたことがありました。
私は、与える側になりすぎていたのかもしれない。
人間関係は、毎回きっちり同じだけ返ってくる必要はありません。
でも、いつも片方だけが支え続ける関係は、どこかで苦しくなってしまいます。
だからこそ私は、これからは「どれだけ与えられるか」だけではなく、「安心して頼れる関係なのか」も大切にしたいと思いました。
そして、もう一つ気づいたことがあります。
その人の態度が、私の価値ではないということ。
あの日の態度は悲しかったし、腹も立ちました。
でも、その出来事で私の価値が下がったわけではありません。
私が相手を想って向き合ってきた時間も、
その気持ちも、なくなるわけではない。
今回の出来事は、
自分がこれからどんな人と、どんな関係を築いていきたいのかを考えるきっかけになりました。
私は私を大切にしてくれる人を大切にしていきたいです。