潜在意識を書き換えるために


「今ワクワクするものを買う。」
「未来の自分としてお金を使う。」


そんな話をよく耳にします。

同時に

「収支の見直しをする」
「断捨離をする」
ことも大切だと。


だけど、

「欲しいものを買うこと」と、
「現実的に収支を考えること」の違いがよくわかりませんでした。

「それって矛盾してない?」

そう思っていたんです。


先日、メンターからの宿題で、
ディオールの店舗へ行くことになりました。

でも、お店に入る前から緊張していました。

「私なんかが入っていいのかな。」
「買えないのに申し訳ない。」

そんな気持ちでいっぱいで、
店員さんに話しかけてもらうたびに何度も頭を下げてしまい、10分ほどでお店を出ました。


それでも、気になる商品をいくつか見せていただきました。

後から調べると、合計は約150万円。

もちろん今の私には、すぐに買える金額ではありません。

でも、不思議だったのは、

「買えない」

という現実よりも、

「欲しい。」

という気持ちの方が強く湧いてきたことでした。


その後、話題になっていたタンブラーを買いに行こうと思っていました。

買えない金額ではありません。

でも、その瞬間に立ち止まって自分に聞いてみたんです。

「私は、本当にこれが欲しい?」

すると返ってきた答えは、

「手が届く値段だから。」
「みんな持っているから。」
「インスタに載せたら素敵だから。」

そんな理由ばかりでした。


だから、その日は買いませんでした。

以前の私なら、きっと買っていたと思います。

でも今回は、

「本当に欲しいものを、自分で選びたい。」

そう思えたんです。


そして、もう一つ大きな気づきがありました。

私は、高級なお店にいることに落ち着きませんでした。

それは、

「私は、こういう場所にいていい。」

という感覚が、まだ自分の中に育っていなかったから。

きっと、何度も足を運び、その空間に慣れていくことで、

丁寧な接客を受けることも、
その場にいることも、

少しずつ「普通」になっていく。

それが、潜在意識を書き換えるということなのかもしれない。

そんなふうに感じました。


だから私は、

無理をして高いものを買うことではなく、

「私はここにいていい。」

そんな感覚を少しずつ育てながら、

現実も大切にし、
本当に欲しいものを丁寧に選んでいきたい。

その積み重ねが、
本当の意味での潜在意識の変化につながる。

私は、そう感じています。