映画レビュー【きさらぎ駅 Re:】 | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。

今日は久々に映画観てきましたわよ。
最後に観たのはなんだったかなぁ・・・。




別にこれのせいで映画観なくなったとかじゃなく、単に観たいものが途切れてただけっすw
今は色々観たいものはあるし、来月には鬼滅の刃、8月にはジュラシックワールドもあるし、映画熱自体はある。
そして、今回観たのがこちら。



【きさらぎ駅 Re:】

評価:A
一言感想:コメディノリで進めて、最後に刺してくる、持ち味はそのままの続編。

【あらすじ】
3年前、異世界「きさらぎ駅」から奇跡の生還を果たした宮崎明日香。しかし、彼女の外見は20年前のまま――その異質な存在は、世間の冷たい視線と疑念に晒されることとなった。孤独と絶望に沈む明日香の前に現れたのは、ドキュメンタリーディレクターとして名を馳せる角中瞳。この運命的な出会いが、明日香の心に新たな決意を芽生えさせる。かつて命を懸けて救ってくれた堤春奈、そして異世界に取り残された者たち――彼らを助けるため、明日香は再び「きさらぎ駅」へと足を踏み入れる。
果たして、彼女を待ち受けるのは救済か、それともさらなる絶望か。前作を凌駕する衝撃の展開に、あなたは息を呑む――!



完全に前作の続編です。 一応、前作観ずにこれだけ観ても話は通るようになってるんですが、そもそも前作が面白いのでそっちも含めて見る事をお勧めします。 そもそも『きさらぎ駅』ってのはネット上の怖い話なんで、そこの説明まで始めると長くなるので詳細はググってもらって() まぁ『電車に乗ってたら、存在しないはずのきさらぎ駅って駅に迷い込んでしまって帰れへん。帰る方法探そう!』ってのだけ分かれば、この記事読むだけなら大丈夫です。
ただ、話の構造上『きさらぎ駅Re:』のレビューするには多少『きさらぎ駅』の内容ネタバレ入るので、興味ある人はブラウザバック推奨。




画像右が前作主人公の堤春奈さん。画像左が前作ヒロインにして今作主人公の宮崎明日香さん。
前作の内容を超簡単にまとめると『きさらぎ駅の詳細を調べてからきさらぎ駅に迷い込んだ堤さんが、RTA風にきさらぎ駅を攻略していくけど、最後に罠に引っかかり、宮崎さんを助けて自分はきさらぎ駅から帰れなくなってしまう』というもの。
堤さんにきさらぎ駅のことを教えた人は理由があって堤さんに1つだけ嘘の情報を教えたんですね。『最後の扉はトラップで、入ると爆発する』という嘘。 前作の最後に堤さんの目の前に扉が現れるんですけど、堤さんは自分が助かるために宮崎さんに扉を潜らせたんですね。 この前作主人公、割と保身の為にこういうことするw
んで、宮崎さんはそれのおかげで現世に戻ることが出来て、堤さんは自分が騙されていたことを知り、絶望したところで、前作『きさらぎ駅』は終了。 結構後味の悪い終わり方でした。



そして、今作『きさらぎ駅Re:』はそんな、きさらぎ駅から帰還したヒロイン・宮崎明日香さんを主人公として始まります。
いきなり笑ったのは作中内で15分くらい?のドキュメンタリー番組が流れたんですね。 宮崎明日香さんに密着したやつ。
宮崎明日香さんの体感では1日できさらぎ駅から帰還したんですが、現実世界では20年経っていたんですよ。 浦島太郎状態。 同級生はアラフォーになってるし、母親は自分を探しまわって病んでしまい、要介護状態になってるし。
んで、自分を助けてくれた堤さんを何とかしようと、役所で『きさらぎ駅を探してください!』と頼み込んだことがネットで『オカルトクレーマー』として叩かれまくり、特定班とかが動いたせいで住所も拡散され誹謗中傷される。カミソリレターが届いたり殺害予告が届いたり、宮崎さんは現世に戻ってきたのに何一つ良いことがない状態。
現状を回復出来ればと制作を持ちかけたドキュメンタリー番組も、予告が流れた時点で苦情が殺到して放送中止に。『オカルトクレーマーをテレビに出すな』っていう苦情ですね。
何もかも上手くいかない宮崎さんは、自分が犠牲になってでも堤さんを助ける為に、再度きさらぎ駅へ向かう、というのが『きさらぎ駅Re:』のストーリー。



中盤はもう『きさらぎ駅』らしいコメディ展開w
怪異自体はヤバいんですけど、対応方法は分かってるから突破出来ちゃうw
前作は堤さん1人だったけど、今回は堤さんと宮崎さんの2人。 なんかもう頼もしさがハンパなかった。 堤さんは『自分の命が危なくなったら他人を犠牲にしてでも助かろうとする』という前作のオチも上手く使ったりして、めっちゃ笑いながら観れました。
最終的に、きさらぎ駅に迷い込んだメンバー全員が経験値を積むから、全員強者感があったw
皆が揃って歩いてるシーンは『アルマゲドンかな?アベンジャーズかな?』ってレベルw



ただ、今回はラスボスとしてバックベアードみたいなやつがいて、そいつは今回が初参戦なので、堤・宮崎ペアの知識も通用せず。
そこからはもうトライアンドエラーで全滅しながら手探りで攻略法を探っていくという『フロムの死にゲーかな?』ってレベルの作業w
言い忘れてたけど、きさらぎ駅から脱出する流れの途中で全滅したら、きさらぎ駅に到着するところからやり直しになりますw 無限ループですね。 そこも含めてゲーム感あったw


さて、ここからは本編の重大なネタバレを含みますので、観る予定のある方はここでブラウザバックをお願いします。  これは知らんで作品に触れた方が絶対に良いです。





すったもんだの末に、堤さんだけが現代に帰還。
宮崎さんが頑張った結果ですね。
で、宮崎さんは堤さんに『現世に戻れたら、ドキュメンタリー作ってくれた角中さん(画像右)に、「あなたは悪くないよ」って伝えて欲しい』と伝言をしてました。 宮崎さんの意思に沿い、堤さんがそれを伝えると角中さんは奮起し、最初に作って御蔵入りになったドキュメンタリーを地上波放送することに成功。
宮崎さんが存在した証は皆に伝えることが出来たのです。ハッピーエンドね!!!







そして、そのドキュメンタリー放送後、約3000人ほどが電車に乗って失踪する事件が発生。

ドキュメンタリーを観た視聴者がきさらぎ駅に迷い込んでしまったんですね。
当然、ドキュメンタリーではきさらぎ駅に入る方法なんかは明かしていない。 実はこれ宮崎さんの仕込んだ罠で、分かる人には分かるように背景などにきさらぎ駅への行き方を仕込んでおいたんですね。
普通の人には分からない。 でも、この世界には居るんですよ。 ネット上の特定班みたいな存在が。 そして、その特定班によって現世に戻った宮崎さんは非常に苦しめられた。
そう、このドキュメンタリーは宮崎さんが匿名の特定班へ復讐するために作ったものだったんですね。
これまで『堤さんを助けるため』にきさらぎ駅に戻ったと視聴者すら思っていた、宮崎さんへのイメージが180度反転したあの感覚は見事としか言わざるを得ない。 いや、『こいつらクソだなぁ、そりゃこんな現世に居るくらいなら、恩人助ける為にきさらぎ駅に戻るかぁ』位にしか思ってなくて、まさか『我が身を犠牲にしてでも、特定班を炙り出して、全員まとめて復讐する』が目的だとはこのリハクの目を持ってしても()
オカルトクレーマーの住所を特定して誹謗中傷するような奴らが、オカルトクレーマーに密着したドキュメンタリーとか観ないはずがないからね。

ラスト、宮崎さんの妖艶な笑みと共に送られる『ようこそ、きさらぎ駅へ』という台詞でこの映画は終わり。
いや、見事でした。暫定今年の1位でございます。
この監督さんの作品、基本ずっと笑えて、その上で怖いシーンはしっかり怖がらせようとしてきて、最後はビターというか後味悪い感じで終わるのが最高に良き。 以前に絶賛した『リゾートバイト』も同じ監督さんです。
ここまで語っといてアレだけど、ホラー映画観たいんなら今ならこのシリーズがお勧めですね。
んじゃ、今回はここまで〜。