昨日父親が会社に出勤すると、駐車場に野良の親猫と生まれて間もない二匹の子猫がいたそうです。
そこにカラスがきて、親猫に猛攻撃をして子猫から引き離し、その隙に一匹の子猫が喰い殺されたそうです。
父親が到着してすぐの事だそうで、間一髪もう一匹の子猫を抱き抱えカラスから守ったそうなのですが、子猫を狙うカラス(何羽もいたそうです)も少し距離を置いて待機し始めたらしく、隙を伺っているようだったので、子猫を社内に連れて行きダンボールに入れて、親とも離れ、兄弟も失った子猫の引き取り手を探したらしいです。
結局二日経っても引き取り手が見つからず、今日から我が家に着たのですが・・・
その子を見てるとなんだか色々考えてしまい、たまらなく辛くなって涙が出てきてしまいました。

命の危険に晒されていた子猫を助けた事を否定する訳ではないですが、僕なら間違いなく放っておいたでしょう・・・
僕の涙を見た母親にどうしたのかと聞かれ、
「この猫を見てると辛くなった」と答えると、母親が
「急に天涯孤独になってしまったのが可哀想だから?」と聞いてきました。
もちろんそこに対して可哀想だと思う気持ちもあるのですが、そんな事で泣ける程僕は綺麗じゃないです。
色々と考えてる事はあったのですが、その子を助けた張本人である父親の手前、あまりベラベラ喋るのは気が引けたので
「そんな事で泣いてる訳じゃない」と答えました。
それを聞いた父親はやはり色々察してしまったみたいで、急に思いつめた顔つきになりました。
「ゆうたが思う事も分かる。咄嗟に子猫を助けたしまったけど、本当にこれで良かったのかなって思う部分はある。
でも、結果として助けてしまったからその命に責任は持たなきゃいけないのかなとも思う。」
と言っていました。
誰が悪い訳でもないけど・・・なんだか色々と複雑です。
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