冬のこの時期になるとうちの会社での心配事は…
架線に付着した夜露が凍った『霜』

雪も心配だけど『霜』のがもっと身近な心配


そんな冬になると登場する秘密兵器がコレ

『連パン』とか『前パン』
↑って略称で呼んでる、先頭車に2つパンタグラフ上げてる車両です。
こいつで何するのか?と、言いますと…
霜をガリガリ削ります

パンタグラフは日本名で『集電装置』って言うぐらいあって
電気を架線から取り入れてくる装置なんですが、
1基目のパンタにはこの任務を放棄させて
架線にくっついた霜を取る作業だけに専念させちゃいます


北の線区だと朝の気温は11月中旬で軽くマイナス数度あります

湿度の高い日には、初電だけじゃすぐにまた凍結しちゃうので、
朝走る列車には連パン車を多めに充当してガリガリしてやってます


ちなみに、この霜取りをしないと
パンタグラフで電気取り入れたいのに霜で妨害されるので、
比較的新しい車両だと瞬間的に停電しまくります

さらにさらにパンタグラフに電気が通ったり通らなかったりを繰り返すので
パンタグラフは荒れるは、機械に負荷がかかるわで良くありません


例えるなら、コンセント穴にプラグを高速で抜き差ししてる感じです

まともな機械ならぶっ壊れちゃいますよね



と言うことで、この『前パン車』は縁の下の力持ちだったんです


目にする機会があったら褒めてやってください



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