ギリシャ危機については、すったもんだの末、欧州連合(EU)のユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)が総額1100億ユーロ(約13兆円)を拠出することが決まった。しかし、市場の動揺は収まらなかった。

 そこで、EU加盟の27カ国は緊急の会議を開き、5千億ユーロ規模の基金を作り、IMFの支援とあわせて最大7500億ユーロ(約90兆円)も緊急融資できる仕組みを整え、資金繰り難の国を支えることにした。

 これに連動して、欧米と日本の六つの中央銀行は、銀行同士が資金を融通しあう短期金融市場にドル資金を潤沢に供給すると発表した。