アウトプット練習がてら好きだったゲームの話。
sfc版ドラクエ5。
初めてプレイしたのは1992年に発売されたsfc版で私が7歳の時。
(まだfcとsfcの移行期でどっちも遊んでいた記憶がある。)
7つ上の中学の兄がお年玉か何かでドラクエ5を買ったので、冒険の書を分けてもらいプレイしたのが始まりだった。
発売日と私の年齢があっているのできっと兄は予約して発売日を楽しみにしていたんだろうと思う。
当時7歳。
主人公と同じくらいの年齢でプレイ出来たのも、ドラクエ5がきっと心にあり続ける要因だと思う。
ゲームの中で、幼馴染である2つ歳上のビアンカがお姉ちゃん風を吹かせて本を読んでくれるシーンがある。
「そらに、くせしありきしか」
幼い子供には読めない漢字で、ビアンカは読むことが出来ず後に主人公は大人になって読むことが出来るようになるのだけど
まさに当時の自分とダブっていて、このsfc版ドラクエ5はセリフなど表記に漢字が使われるようになった。
それまで発売されていたドラクエ4までは、全てひらがな表記で幼少の私でも読めていたが、5では漢字が登場し読めないところがあった。
本が読めなかったり看板が読めなかったりと、こういうところも、主人公に感情移入出来た要因だと思う。
漢字が読めないことに気づいた私の兄は、ジャポニカの自由帳にドラクエ5に出てきた漢字と読み仮名を全て書いてくれた。
本人も楽しくゲームを進めたい筈なのに、いちいち手を止めて漢字と読み仮名を書いていたと思うと優しい兄だったと思う。
周りからヤンキーと怖がられていたようだが、私にとっての兄は優しい兄でしかなかった。
今思うと、ビアンカがそうした風に兄もお兄ちゃん風を吹かせて弟の私に何かしてあげたかったのかもしれない。
弟のいない私にはわからなかったが、子を持った今ならわかる気がする。
親が子の面倒をみるように、兄も7つ下の弟の面倒をみていたんだなって。
そりゃ兄は早くに一人前の大人にもなるしそれに比べたら自分はまだまだ子供だ。