よくある朝の風景。
親子で大好物の里芋と油揚げの味噌汁を作って出来上がって息子を呼んだ時。
「お椀を自分で準備して」
そうして自分のお椀を鍋のそばに寄せた息子
次の瞬間、私は何をしていたかって?
食器が入っている引き出しから息子のお椀を探していた!
「ないなぁ」
「…えっ…」
「今置いたじゃん…」
あらっ、はずかしい…
得意になって世話焼いてたのに、これは…
「完全にヤバいやつ…」
「俺の世話焼いてる場合じゃなくない」
本気で直前の行動すべてを忘れてしまって目の前のお椀も見えてないという恐ろしさ…
天気もいいし、今日は息子を私のお散歩コースに誘ってみた。
昨夜から言っていたので、とても面倒くさそうながら支度を始めた。
私は日焼け止めをぬってサッと上着を羽織って帽子をかぶって準備完了なんだけど、息子は支度が長い…
先にお金をおろしに外に出てきて戻ると、まだドライヤーでヘアセットしていた…
母とちょっと自然の中に行くだけでセットしてるの?
「誰も見ないよ~」
と伝えて、あらためて私は外へ出るのに何も気にしてないことに気がつく
まぁ、いっか。
出不精な息子に太陽と外の空気の中で過ごして欲しかった。
私の散歩コースを説明すると、超ショートカットコースがよいと言う。
あらかじめいつものお気に入り場所を順番に言ってみると、
「そこはいいかな、そこもいい」ばかり
なので、車を停めてサッと行ける場所のみにした。
いつもの好きな公園や湖は目の前でスルー
直前で「行こうよ」って誘ってもダメで、もったいないなぁと諦めながらスルーして進む
いつもの滝へ。
ここでマイナスイオンを浴びてほしくて。
いつものソーダのような青さが今日は物足りなかった
なぜなんだろう、あのクリームソーダを見て欲しかったのに
駐車場から近い滝でさえ、あんなに歩くのとか言う
もぉう
人のことは言えないけれど、家で寝転んでばかりだと頭も筋肉も衰えて大変なんだからね
人がいなかったから贅沢に舞い落ちる葉っぱと水滴のコラボを存分に楽しみたかったのに、すぐ戻りたがるから移動する…
なんとかもう一か所、私の好きな水辺に行こうと誘ってみた
2か所目は意外と息子のほうが足取りが軽く、楽しみ始めたみたい。
どんどん歩く
そうなると、老いた筋肉痛のこの足のおぼつかなさでは追いつかないわよ
待ってぇ
いつものクマが出そうな公園へ。
そして大好きな水辺へ案内してみると、前回きれいだった黄色の葉っぱがすべて落ちてしまって、その葉っぱも風で飛んだのか全然残ってなかった
前回の落ち葉のじゅうたん
今回は…期待していたのに残念
残ってる落ち葉も、もうふわふわの黄色のベッドではなくて薄汚れた枯れ葉と化していた…
自然の贈り物はその瞬間のものなんだね
そう思うと、前回に出会えてたのは良かったんだね
この場所の反応は、極薄だった…
ついでに、いつも独りでランチしているベンチまでご案内
それも、ここで?って感じで、昼間こうやって日々自然の中を歩いてるだけでつまらなくない?って言われて終わり
私は楽しいからいいのよ
若者からすると、迫力ある富士山さえあまり興味がないようだ
大都会の話、東京とかドバイの話をしているから。
田舎の贅沢な自然風景は、今は魅力的ではないのも仕方ないね
さて、息子のお目当てはこれ、紫芋ソフトクリームのみ。
このためだけに今日は母と外出をしたというだけ
とても美味しかったらしく、またすぐ食べたいようだ
しかも次回はテイクアウトで持ってきてくれなんて言う
やっぱりね、美味しいもんね
ついでに前回なかったこれ、肉球のおやつもお買い上げ。
感想としては…
味がシンプルで本当にサツマイモの味。
形が可愛くてついついね…
今朝たくさんのサツマイモを蒸して家に大量にあるというのに
私も紫芋ソフトクリームを息子に食べさせたかったので、大満足。
食べ終わるとすぐに帰りたがってしぶしぶ帰ってきた
紅葉もきれいだし、他にも良い場所あったけれど残念ながらまっすぐ帰宅。
次回はまた、ゆっくり好きなだけ独りでめぐればいいね
久々、楽しかった
4081歩
よく利用してます♪