中学時代

両親が離婚して、母方の祖父母の家に住むようになり、今まで一人っこだった私は年下従姉妹３人のお姉ちゃんになった。
普段からしょっちゅう遊んでいたから一緒に住むようになっても違和感はなかったけれど、可愛いなって感覚も無かったな(笑)
小学校卒業まであと１年くらいだったから転校は嫌で毎日送り迎えで今まで通っていた学校に行っていた。
卒業して、新しい中学に行く事になったけど、初日からなじめなかった。
なぜなら知ってる子が一人もいなかったから。
でも皆は小学校からの持ち上がりですでに友達と話していて。
それが私には衝撃的だった。
でも、みんな優しくて友達も出来たし、楽しかったけど、その頃から人から注目されるのが凄く嫌で、みんなが私をみている様な気がして、大勢の中にいることが耐えられなくなっていた。
教室が息苦しくて、仮病で保健室に行っては早退していた。
母方の祖父母がよく車で迎えにきてくれたな。
母も仕事を早退して迎えに来てくれて、そのままドライブしたりして、、、。
私は学校が辛い場所になっていた。
みんな心配してくれていたけど、私が素直に受け入れられなかったんだと思う。
所詮私はよそ者だし。同情してるだけでしょ。みたいな。
そのくせ人の顔色ばかり伺っていて、嫌われたくなくて、素の自分を見せられず。余計に気疲れして、どうしようもない中学生活だった。

高校は１学期で辞めた。
中学よりは過ごしやすい感じはしたけど、いつも一緒につるむ友達は居なくてフラフラして。
自分から友達作るのがめんどくさくなって辞めた。
母や祖父母には申し訳なかったけど、辞めると言ってもそこまで反対されなかった。
それもそれで疑問だった。
なんで止めないんだろう？って。
祖父母は従姉妹達には厳しかったけど、私には軽く言うだけで終わり。
それが辛かったな。
フリーターになった私はバイトも行ったり行かなかったり。
みんなに迷惑かけていたな。